例のアワサンゴのカクレエビ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 29.0℃
【透明度】 ~30m
今日も朝は雨。。。
3日連続で天気はあまり優れない。
日中は厚~い雲に覆われて、どんよりと暗い1日。。。
水中も透明度はまずまずなのだが、白く濁っていてこちらもどんよりと暗~い。。。(笑)


昨年に引き続き屋久島ツアーを組んでくれた静岡市のブルーコーナーさんご一行が来島。
今日は午後から1本だけ潜ったのだが、ボートの上がやや肌寒いのと、あいにくの空模様がちょっと残念。。。
日差しが強くなく、暑くないのは体が楽だが、やっぱり明るく綺麗な海を見せたいなぁ。。。
午後からは毎年恒例となったお盆長期滞在のHさんも来島。
Hさんが来ると「もうお盆か~」と季節を感じさせるゲストなのであった。。。(笑)
2本目はこのHさんと常連Sさんを連れてNo.2からエントリー。
yakusimakakure.jpg昨年尾之間で見つけて、今年の初めに一湊タンク下や元浦で、最近ではお宮前でも見つかった”アワサンゴに着くカクレエビ”なのだが、冬場は小さな子ばかりだったのに、高水温期に入り大きな個体が目につくようになった。
このカクレエビはその後の調べで未記載種(新種)であることが分かった。
これまで一属一種だったイソギンチャクモドキカクレエビ属の2種類目のエビとなり、「イソギンチャクモドキカクレエビ属の一種 (Pliopontonia sp.)」となるようだ。
もともとアワサンゴに着くカクレエビ自体が珍しく、過去にはインド洋のセイシェルでアワサンゴと共生するエビの記録があるくらいだそうだ。
いずれにしても今のところ、国内外で屋久島以外からの正確な報告はないエビのようだ。


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4 Comments

  1. 新種ですか。それは素晴らしいです!伊豆とか伊豆大島のアワサンゴにもいるかな?私は探さないけど、誰か探してください。

  2. このエビが着くアワサンゴはちょっと特殊でして、多分このサンゴ自体が未記載の可能性もあります。
    伊豆などで見られるニホンアワサンゴなどにも何か別のエビが着いていたりしないかなぁ~
    誰かさがしてくださ~い!!!

  3. 今年は世界サンゴ礁年だからと言う訳でもないの
    ですが、富戸にある凡そ5~6群のニホンアワサン
    ゴの定点観察を昨年の夏からずっと続けていま
    すが、エビなんて見た事がありません。尤も、
    ニホンアワサンゴはポリプが出っ放しなので、そ
    の間に隠れていたらちょっと見つけられそうにあ
    りませんが。
    そう言えば、この未記載種アワサンゴは日中は
    ポリプを出してはいないのでしょうか。

  4. > そう言えば、この未記載種アワサンゴは日中は
    > ポリプを出してはいないのでしょうか。
    バリバリ出してますよ!!
    もちろんポリプが出ていたら、僕も見つけられないです。。。(-_-;)


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