【ポイント】 元浦東
【水温】 19.1℃
【透明度】 ~20m
今日はガイドの予約が入っていたが、あまり海の様子が芳しくないため、明日に変更してもらった。
一湊湾内は北西の風の影響でかなり時化ていたので、午後から1人で元浦へ。
ガイドを延期したにも関わらず、僕1人で海へ行くのはちょっとおかしな話だが(笑)、やっぱりゲストには出来るだけ良い海を潜ってもらいたいと思う。。。
でも、やっぱおかしいよね。。。
時化です!中止です!と言いながら1人海へ行くのは。。。(-_-;)
割と静かと言っても元浦側もそれなりにはウネっていた。
特に今日は正規の元浦ではなく、新浅場ポイントとして調査中の場所でそこは北西の風をそれなりに受けるので、かなり揺れていた。
今日は先日見つけたハマサンゴの群落の規模を調べようと湾の一番奥からエントリーしたのだが、群生しているのはそれほど広い範囲ではなかった。
あっという間に先日まで調査済みの場所に辿り着いてしまったのだった。。。(-_-;)
しかも、泥が溜まっていると思っていた湾奥だったが、全然溜まっていなくて、木目の細かい砂が浜まで続いているだけだった。。。ガックリ。。。
(実は結構な泥地である事を期待していた)
先日、ここでガイド中に見つけたイレズミコバンハゼを撮りに行った。
一応、屋久島初記録!
直径20cmぐらいの小さなミドリイシ系のサンゴの中でペアで見られた。
蛍光グリーンに光る体側のラインがメチャクチャ綺麗なコバンハゼの仲間だが、これがまた撮りづらい!撮りづらい!
チョコチョコ動き回る上に狭く暗い場所をウロウロしているから、まず被写体が捕らえきれない。。。
さらにストロボがほとんど届かないので、かなり苦労した。
時折、1匹がいきなり消えて、どこに行ったのかさっぱり分からなくなる時が度々あったので不思議に思い、2匹を識別してしばらく個体別に動きを追ってみた。
このミドリイシは枝もまっすぐ伸び、特に入り組んでいないので隠れ場所は無いはずなのだ。
でも、スグに理由が分かった。
どうやら小さな巣穴があってそこに逃げ込んでいるようなのだ。
しっかりと体にジャストフィットした深い穴。
そこからギンポのように顔だけ出して佇んでいた。(笑)
コバンハゼの仲間はサンゴの枝に卵を産み付ける種類が多いのだが、このハゼはもしかしたら巣穴に産み付けるのではないだろうか?
この穴は比較的見やすいので、産卵をここでしているとしたら、結構簡単にその行動は見られそうだ。
あっ。。。そうそう!
昨日紹介したエビなのだが、ようやく北部でも見つけた。
やはり尾之間とよく似たやや砂泥混じり浅い環境だった。
真水が多少流れ込む環境もよく似ている。。。
で、やっぱり宿主は尾之間と同じアワサンゴの仲間だった。
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