屋久島最大のハマサンゴ群落??

【ポイント】 一湊タンク下No.2/元浦東
【水温】 21.2℃
【透明度】 25m
今週末は二つ玉低気圧の気圧配置となり空も海も荒れる予報だったが、どうやら二つ玉は太平洋側に逸れて、それほどの時化にはならなそうだ。
今日から南部へ周ることも覚悟していたが、北部の海は昨日とあまり変わらない海だった。


常連Kさんの2日目。
今日はKさんの許可を得て、僕もカメラを持ってエントリー♪
1本目はやや白濁りして昨日よりも透明度の悪い一湊タンク下を沖へ。
ピンテールフェアリーラスやヤクシマキツネウオの若魚群がりを見に行ったのだが、ヤクシマキツネウオは群がりには当たらず数匹の幼~若魚が見られただけだった。
成魚は帰りに定位置でいつも通りの群れが見られた。
hekoayu.jpg2本目は一昨日に調査した浅専ポイント「元浦東(仮称)」を早速使ってみた。
まだネタらしいネタもないのだが、ゲストが常連さんだった事もあり、再度調査させてもらった。
感想も聞きたいし。。。
今日はあまり沖には出ずに、前回「使えるかも。。。!」と思った手前-8mぐらいまでの区域をじっくり見て周った。
相変わらず魚影はメチャクチャ濃い上に、透明度はあまり良くないにも関わらず、明るく南国チック♪
元浦のようにアカカマスの群れがゆっくり通り過ぎる。。。
根付のカメが何匹かいるようで何回か見かけたが、一湊タンク下のように人馴れしていない様子で、スグ逃げる。。。(-_-;)
hamasann.jpgこのポイントを南国チックにしているのは真っ白い砂とコブハマサンゴやフカアナハマサンゴなどの群生があるからなのだが、今日は一昨日よりもより内湾まで入り込んでみたら、想像以上にハマサンゴ類の群生の規模は大きかったのでビックリ!
コブハマサンゴなどが群生すると上に向かって連なり、巨大な塔のようになる事が多いのだが、これが至るところに点在し群生していた。
そのいくつかは巨大なオバQ(知ってる?(笑))が突っ立っているような感じでちょっと怖いんですけど。。。(-_-;)
僕の知る限りでは、屋久島でここまで面積規模の大きなハマサンゴ群落は見たことがない。
湾奥でスグ上に砕石工場があり泥が流れ込むため、周囲はちょっと砂泥チックでコブハマサンゴの上には泥をかぶっているものも多い。
聞いた話によると、このサンゴは比較的、泥には強い種類らしいのだが、ちょっと心配ではある。。。
これだけ大きな群落なのだから、これは人為的に守っていく必要があるかもしれない。


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