【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 20.8℃
【透明度】 ~30m
朝一は雨が降っていたけど、スグに晴れ暖かい1日だった。
海の方は浮遊物が多く、白濁りも激しい。
今日は午後から溜まっている仕事をしようと、午前中に海へ。
シーズンオフは、やらなきゃならない陸仕事が山積なのだが、1回海へ行くと水中に2時間、前後の移動や準備に1時間、最短で合計約3時間を費やすため、ほぼ半日が潰れてしまう。
でも、かと言ってガイドとして海に潜らないわけにはいかないし。。。
シーズンオフは毎日、葛藤の毎日だ。(笑)
今日は例の-20mにあるハタゴイソギンチャクを最初に覗いてから漁礁へ。
しばらく、機会があるごとに一昨日に紹介したアカホシカクレエビの背中の斑紋色彩が中間的な個体(半分オレンジ色、半分紫色)を定点観察することにした。
この背中の斑紋色彩がオレンジ色、または紫色のいづれかに変化していけば同種の可能性は強まるし、変わらなければ変わらないで今度はハイブリッドの可能性が出てくる。
仮に別種だとしたら同じ宿主で生活しているわけだから、当然異なる種類同士の交雑はあると思うし。。。(参考:アカホシ系その2 : 屋久島ダイビングLOGS)
屋久島は温帯と亜熱帯の境界に位置するので、こうしたハイブリッドは産まれやすいそうだ。
エビの世界でもこれが言えるかもしれないのだ。
でも、さすがにたった1日置いただけでは、な~んも変わらなかった。(笑)
ちなみにここのイソギンチャクをイボハタゴイソギンチャクと言っていたが、シマキッカイソギンチャクだった。。。(-_-;)
イソギンチャクも勉強しなきゃね。。。(笑)
その後、漁礁に行ったら、上層では思い切りツバメウオが大きな群がりを作っていた。
この漁礁に着くウミカラマツを覗くとビシャモンエビが1匹着いていた♪
ビシャモンエビは屋久島では決して珍しくはないが、かと言って多いわけでもない。
なので、そこにいた子がいなくなってしまうと、しばらくは撮りたくても撮れない状況が続く。
この子も久しぶりのビシャモンエビだ!
でも、ネジレカラマツやムチカラマツにだけ着くと思っていたので、ウミカラマツに着いていたのは意外な感じがした。。。知らなかった。。。(-_-;)
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