【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.2℃
【透明度】 20m~
とうとう完全に凪ぎた。
でも天気も悪くて、透明度も良いとは言えない状況だったので、水中はちょっと暗~い。。。
1人海へ。
昨日に続いてタンク下のアカホシ系カクレエビの生息調査2日目。
今日こそは浅場(湾内)のナガレハナサンゴをじっくり見ようと思っていたのに、結局、また今日も昨日の小さなイボハタゴイソギンチャクで多くの時間を費やしてしまった!(笑)
ここに30-40分張り付いて、じっくり観察。
昨日は背中の斑紋の模様が紫色の子(小さめ)とオレンジ色の子(大きめ)の割合が4:5だと言っていたが、よ~く見てみると、こんな子が混じっている事に気づいた。
下写真2枚がそれで、右側の写真は斑紋のみの拡大写真だ。
半分紫色で半分オレンジ色。。。
ネットなどで調べてみると、この2つの斑紋色彩のパターン(紫&オレンジ)は、もしかしたら別種ではないか?という考え方もあるようだが、こんな子がいる事からもこの2つの斑紋色彩のパターンは同じ種類だと思うのだが。。。
紫色が今まさにオレンジ色となろうとしているのか、はたまたその逆なのか?
どんな状態の子が紫色で、どんな状態の子がオレンジ色なのかは、こんな数十分の観察ではちょっと分からないけど。。。(-_-;)
ちなみにこのイボハタゴイソギンチャクでは卵を抱えている子はオレンジ斑紋の子だけだったけど、ネット上には紫斑紋の子が卵を抱えている写真もあったので、一概にオスメスの違いだとは言い切れないようだ。
参考までに下に斑紋の色彩がオレンジ色の子と紫色の子をそれぞれ斑紋部分のみ拡大したものを貼っておきます。(共に同じイボハタゴイソギンチャクにいた子)
比較してみてね~!
その後、ナガレハナサンゴに着く子たちも何枚か撮ったが、よく観察はしていないので、明日以降にレポートしま~す!
「アカホシ系」でここまで続くとは思わなかった。。。(-_-;)
うわ、これはショッキングな写真ですね。
オケモリさんのおっしゃる「ニセナデシコ」は、これまでに標本を複数個体調べていたのですが、どうしても形態的にアカホシとの相違点が見出せておりませんでした。アカホシ系は色彩が重要な識別形質なのですが、少なくともアカホシと「ニセナデシコ」には原因はわからないながらも、color variant が存在すると解釈できる貴重なショットだと思います。
ブタペン吟さん、あけましておめでとうございます!
もう少し観察して、自分なりに把握してから、ブタペン吟さんにもお伺いをたてようと思っていました♪
アカホシと「ニセナデシコ」と呼ばれる子は、そのコミュニティー全体をフィールド観察する限りでは、同じ種類だと感じております。
色彩変異との事ですが、屋久島では斑紋がオレンジの子と紫の子は半々です。
どちらかが少ないというわけではなく、どちらも同じくらい見られます。
つまり、これらは成長過程による色彩の変化ではないか?と僕は見ています。(オス・メスの違いではなく)
魚でもそうなのですが、かなり小さな個体でも成魚色彩を示す子はごく普通に見られますし、逆にかなり大きな個体なのにまだ幼魚色彩の子もいたりします。
このアカホシの場合もそうなのではないでしょうか?
色彩的にはまだ若くても(つまり斑紋が紫色)、すでに性的に成熟する個体もあるのではないでしょうか?
あっ。。。それとニセアカホシとナデシコの識別方法を教えて頂けませんでしょうか?
肉眼では分からないような違いも含め、お願いします。。。
上の写真の解析が成長過程であるならば、ケラマ海域でも存在するはずですが、今現在未確認でございます。
赤い斑紋のアカホシカクレエビより「ニセナデシコ」の方がかなり多いのが現状です。が、同じホストに混在するのも事実です。
また、ふりだしに戻ったかしら?
オケモリさん、どうもです。
ケラマではアカホシカクレエビは少ないながらも見られ、「ニセナデシコ」と同じホストに混在しているのですよね?
とするとやっぱり同種ではないかと思ってしまうのですが。。。
ちなみに「ニセナデシコ」の抱卵個体は結構見られますか?
その抱卵個体は最大で何cmぐらいで、腹肢はどれくらい発達していますか?
抱卵個体の写真があれば見てみたいです♪
さすがにたった2日後では。。。(-_-;)
【ポイント】 一湊タンク下No.3 【水温】 20.8℃ 【透明度】 ~30m …