謎のエビ正体は?

【ポイント】 尾之間
【水温】 19.6℃
【透明度】 ~5m
よりによって年末年始に。。。(-_-;)
今年の年の変わり目は、猛烈な西高東低冬型の気圧配置となり、大荒れの海況&空模様となりそうだ。
昨日から一湊湾内は大荒れ。。。
今日はさらに時化て、ダイビングは不可能!


昨日から来島している年末年始のゲストには朝一でダイビングの中止を告げつつも、僕は1人で午後から島の反対側・尾之間港へ行ってみた。
島の裏側も想像以上に時化ていて、港の中でさえもウネウネ&ニゴニゴ。。。(-_-;)
ebix1.jpgそれでもせっかく来たのだからと、前から気になっていたエビの撮影だけを目的にエントリー!
このエビは2ヶ月ぐらい前にここ尾之間で見つけた特定の小さなサンゴに着くエビだ。(⇒いつの間に。。。二つ玉低気圧。。。(-_-;) : 屋久島ダイビングLOGS : 屋久島ダイビングサービス「森と海」
サンゴも前回はハナガササンゴ類と言っていたが、今日はしっかり特定してきた。
ハマサンゴ科アワサンゴ属のAlveopora tizardi(和名なし)のようだ。
「日本の造礁サンゴ類(西平守孝/J.E.N.Veron)」によると、このサンゴ自体が稀なようなのだが、ひとまずここ尾之間には沢山見られる小さなサンゴだ。
触手は長く、触ると静かに引っ込んでいき、サンゴらしいサンゴとなる。
で、問題のこのエビなんだけど、尾之間ではたいていのアワサンゴの仲間に着いているというのに、ホームグラウンドの一湊タンク下ではなかなか見つからない。。。
ebix2.jpg研究者の方に聞いてみると八丈島や柏島などで見つかっているワライヤドリエビではないか?とのことだったが、何か違う気がする。。。
基本的に体型も違うし、宿主も違う。
決定的なのは眼がまったく違うのだ。
ワライヤドリエビの複眼はメッシュがかかってて中は赤いのに対し、このエビの複眼は写真のように真っ白で眼柄には斑点が散らばっている。
(参考:ワライヤドリエビ
さて、このエビは何者なんだろうか。。。??ヽ(~~~ )ノ ハテ~


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