口之永良部島・サンゴ調査

【ポイント】 岩屋泊/寝待
【水温】 22.2℃
【透明度】 ~30m
北西の風は弱まり、一応、一湊周辺は凪ぎた。
でも、今日はサンゴ調査で口之永良部島へ。。。
さすがに風の表&沖合いはそれなりにウネってる。
行き帰りは結構キツかった。


朝一の便で帰る2人のゲストを送って、午後からモニタリング1000のサンゴ調査で口之永良部島へ。
調査地は久しぶりのエントリーとなる「岩屋泊」と先日入った海中温泉の湧く「寝待」。
超久しぶりの「岩屋泊」には感動した!
-15m程度の斜面に無数のキンギョハナダイやハナゴイ!
それがどこまでも続く。。。
種類は少ないが魚影がもの凄く濃いっ!
初心者から上級者の小物探しまで楽しめるポイントだ。
前にここにパープルビューティーがいたという噂も聞いたが、よく考えてみるとそれってハナゴイ・オスの婚姻色じゃないかい?(笑)
このポイントには立派なハナゴイも無数にいて、黄色い尾びれのオスが盛んに求愛しているのが見られた。。。
屋久島では-10m以浅で普通に見られるニシキイトヒキベラが、ここでは-20m付近に多く見られた。
しかし、これまで見たことのない体色(背中の後部が黄色く染まる)の子が多数いて、最初は僕の知らないイトヒキベラ(つまり国内未記録)かと思ってしまった。。。(笑)
しかし、口之永良部島は透明度が抜群に良かった。
水温も高いのかと思いきや、こちらは昨日の一湊タンク下よりもやや低め。。。


Filed under: その他Tagged with:

4 Comments

  1. 口之永良部島ですか~いいですね~!
    9月に潜った時の事をまだまだ鮮明に覚えていますよ~!次回しげるさんの所へ行く時も(未だ未定ですが・・・)リクエストしますので、ポイント開拓頑張って下さいね。  先にデジ一眼買わなないと・・・!

  2. ひとでさん、ご無沙汰してます!
    口之永良部は相変わらず、透明度が良かったですよ~!!
    ところで、前に送ってくださったマダラギンポ。。。その後の調べではこれまでの北限を大きく更新するようですよ!
    酒田でしたよね??
    最近、マダラギンポは学名の変更があったのですが、その著者である研究者の方が非常に驚いていました。。。

  3. そうなんですか~(@_@)尚更行きたくなっちゃいましたよ~!口之永良部またお願いしますよ!    ところでマダラギンポの学名ってどうなったのですか?撮影場所は山形県の留棹庵島(通称四つ島)です。酒田から約30kmくらい南に行った所ですが、酒田から15km南にある加茂水族館(クラゲで有名?)の海岸でも毎年観察しています。
    それよりハナダイ系がいいなぁ・・・。東北にはいないんで・・・(^_^ ; )ゞ

  4. マダラギンポの新しい学名は、Laiphognathus longispinis(Murase, 2007)です。
    これまで日本産マダラギンポはL. multimaculatus(Smith, 1955)とされてきましたが、どうもこの種類はインド洋から西太平洋の台湾南部まで分布する種類で、日本周辺では見られないという事が分かったようです。
    つまり学名変更というよりは、今回、日本のマダラギンポは新種として記載されたわけです。


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください