【ポイント】 一湊タンク下・1のブイ/トンネル下
【水温】 23.9℃
【透明度】 ~15m
朝から天気が悪い。
北東の風強く、雨が「降る」というよりも「吹いている」状態。。。
さすがに昼食時は寒くて参った!
一湊湾内は基本的には凪ぎなのだが、風が強過ぎて風波がバシャバシャ!
結局、ポイントが限定されてしまい、予定していた漁礁&ゼロ戦パッチは回避。。。
比較的静かな一湊タンク下・1のブイと2本目は島陰で静かなトンネル下にまわった。
トンネル下は何ヶ月ぶりだろ。。。(-_-;)
今月最後のゲストは、初来島だけどダイビング・オンリーのお客さま。
予想以上に風が強く、いっこうに治まらないため、2本目は普段あまり入る事の無い島陰のトンネル下へ周った。
確かに水面上は静かなのだが、こちらは潮がメチャ早く、のんびりできなかった。。。(-_-;)
期待していたカメ(ここはアオウミガメが数匹棲みついていてよく見られる)もまったく見られず、いい事無しだった。
「トンネル下」で潜った帰り道、何か赤くて大きな魚が浮いていた。
体長1m、体高も高く80cmぐらいはある真っ赤なマンボウみたいな魚。。。!
見た事も無い魚だったので、引き返してゲストと一緒に捕獲した。
持ち上げて船から揚げてみると、┗(;´Д‘)┛超おもてぇ~
20-30kgはありそう。。。(-_-;)
引きずっているうちにウロコと一緒に体の綺麗な赤い色が剥げ落ちてしまったが、元々は真っ赤な魚だった。
調べてみると、ヒメクサアジなどに近い仲間でアカマンボウという魚だと分った。
~マンボウという和名がついているが、系統的にマンボウとは程遠く、全然関係ない種類だ。
早速、鹿児島大学の先生に報告したところ、ぜひ標本に欲しい!との事。
鹿児島港にも揚がるようなのだが、これらはみな東南アジアなどで捕獲されたもので、鹿児島近海で採られた標本は手元にないのだそうな。。。
う~ん。。。でもなぁ~
この巨体を送るのはちょっと厳しいぞぉ。。。(-_-;)
結局、全身写真を撮って、胸鰭&腹鰭のみを送る事になった。
いや~さすがにこの巨体を送るのは無理っす!!(笑)
お店に帰ってからは屋久島の海やダイビングで見た魚ではなく、このアカマンボウの話で盛り上がった。
う~ん。。。複雑な気分。。。(笑)
明日は気持ちのいいダイビングができるといいなぁ~!!
食った?
アカマンボウはけっこう美味しいらしいよ?
以前、銚子に行ったとき水揚げされていて
ちゃんと売られていったよ〜。
(鮮度に問題ありだった? 笑)
裏ログ(海のフィールドノート)でも、八丈の親方から同じ事を言われました。。。(笑)
さすがに見つけた時点ですでに死んでいたので、食べるのはちょっとやめときました!
でも、肉厚で油がのっていて、確かに美味しそうでした。