暑いっす!

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.0℃
【透明度】 10m~
ほんと日替わりで天気と気温がコロコロ変わる。
今日は最高で24℃まで上がり、日中はTシャツ1枚でOKな暖かさだった。
でも、ニュースで今日の東京は26℃まで上がったとか言ってるし。。。(-_-;)
ま、負けた。。。
水温がグングン下がってる。。。
浅場は22℃近かったりするのだが、-20m付近には冷たい水が溜まっていて寒~いっ!
水温を見るとげっ!20℃!!
今日は-20mの砂地であるヤドカリを探す予定だったので、ちょっと辛かった~
実は数日前から風邪気味だったので、ぶり返しやしないかちょっと心配だった。(笑)
でも、まぁ、風邪は少しづつ治りつつありま~す!


ヤドカリ生活47日目。
これまで屋久島で見つけ撮影してきたヤドカリをちょっと整理してみたところ種数が67種に達していた。
せっかくはじめた事なので、しっかりした記録として残したいと思い、千葉県博の奥野さんにリストを送って相談したところ、これだけ種数が揃っていれば過去に八丈島、伊豆大島、IOP(伊豆海洋公園)などで作成されたような屋久島のヤドカリ類相に関する記録として論文にできるそうな。
しかも、すでに奥野さんの手元には僕のリストにはない屋久島で採取されたヤドカリが数種あるそうで、これを合わせると合計で80-90種ぐらいのリストになるのではないかとの事。。。
しかも、その中には砂地にいるヘンなエビスヤドカリの仲間など、興味深い種類が含まれているとの事。
う~ん。。。何か悔しいぞぉ~!屋久島に僕の知らないヤドカリがいるってのがちょっと許しがたい!(笑)
エビスヤドカリの仲間なんて一種も見た事がないのに。。。(-_-;)
負けず嫌いの僕はそのヤドカリたちがどんな連中なのか即座に聞いたのは言うまでもない。。。(爆)
とにかく悔しいので、早速探してみることにした。
その変なエビスヤドカリの仲間は、-20mぐらいの砂地の砂紋などに埋まっているそうな。。。
でも砂地にいるのは相変わらずユミナリヤドカリ属の一種1ばかり。。。
そしてツノヤドカリ属の一種2。。。
エビスヤドカリの仲間なんて全然見かけな~い!!!
でもね、またまた新顔に出会った!
はい!これで68種目っと!(笑)
伊豆など温帯域では普通に見られるイシダタミヤドカリなのだが、もちろん屋久島では超珍しい!というか初記録っ!
小さな幼体なのだが、これはきっと日本では南限記録ではなかろうか?
オイランヤドカリに似ているが、目玉が黄色というか緑色というか、その辺が違う。
通常は素通りする屋久島の普通種オイランヤドカリなのだが、このイシダタミヤドカリを探すために、オイランヤドカリの目玉だけを注意して毎回見ていた甲斐があった!
イシダタミヤドカリで喜んでいるのは日本広しと言えども、僕だけであろう。。。(笑)
-16mの岩の暗がりのあまり奥深くない場所で、ムラサキゼブラヤドカリが一気に2個体見つかった。
最初はレアだと思っていたムラサキゼブラヤドカリも、結局、生息環境(穴の奥深く)が分っちゃうと何だかんだ言って、普通種だった。。。(-_-;)
ただ単に普段は穴の奥深くにいて姿が見にくいだけで、数は結構いるみたい。
同所ではミギキキヨコバサミ属の一種2も数個体出てきて、しばし、綺麗どころ撮影会。。。(笑)

最後に浅場(-6m)の転石下で見慣れないヤドカリを発見!
水中では種類が特定できなかったが、帰ってからあらゆる図鑑の写真と見比べて分った!
これってオキナワホンヤドカリの成体じゃん。。。(-_-;)
これまで平内で幼体を2個体しか見た事がなかったので、分らなかった。。。
成体になるとかなり毛深いんだね。。。


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