【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 22.2℃
【透明度】 20m~
今日も朝から雨が降っていて、寒いっ!
自然と海に行く足も重くなるのは今日も一緒。(笑)
ウダウダと海へ向かうと仲のいい同業者がエクジットしてきて、そこからまたウダウダと長話。。。
結局、エントリーがメチャクチャ遅い時間になってしまった。(-_-;)
時間は遅くなったが、夕方から晴れてきて海の中は日中よりも多分、明るいぐらいだったと思う。
今日も外が寒いから海の中は温泉状態♪
おまけに今日はヤドカリ的には大当たり!
入って良かった~!(*^^*)
どれくらい大当たりかと言うと、14Lを吸い尽くし、スグにタンクをチェンジして今度は10Lで再びエントリーしたぐらい。。。(笑)
潜水時間は久し振りに3時間半を越えた。。。アホだ。。。(-_-;)
ヤドカリ生活42日目。
今日は一気に沖に出て、ヤドカリ生活をはじめた当初に一番最初に見た沖の-30mの斜面で転石下を漁る。
先日、南部の平内で-30m付近の転石下を見て、いろいろと新顔が出たので、「一湊タンク下」でも同じような環境を今度は40日前とは違ってかなり慣れてきたヤドカリ目で探ってみよう!という魂胆だ。
あらかた想像はできたが、やっぱりこの環境はミギキキヨコバサミ属の一種1とネジレヤドカリ属の一種1ばかりが目に付く。
-20mを越えると、「一湊タンク下」はこの2種ばかりだ。。。
そんな中で北部では初となるトサカテコホンヤドカリの成体が一匹、そしてIHC(現地ガイド同士のヤドカリの情報交換組織)のMLで最近話題にしていたばかりのヒメホンヤドカリの仲間(未記載種)がついに屋久島にも登場!(右写真)
片手がもげていたのはちょっと残念だ。。。
当サイトではこれをヒメホンヤドカリ属の一種4と呼びます。
このヤドカリは僕が前に元浦で撮ったヒメホンヤドカリ属の一種3(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 小粒のヤドカリたちの正体は?)と同種なのでは?と思っていたのだが、千葉県博の奥野さんによると別種になるとの事。。。
今でもまだ僕は疑問に思っているのだが、ヒメホンヤドカリ属の一種4を写真ではなく実際に実物を見た感想としては、こちらのヒメホンヤドカリ属の一種4の方がやや茶色味が強いかな。。。
でも、それ以外は。。。う~ん。。。よく似ている。。。本当に別種なん???(-_-;)
浅場に帰ってきてからエントリー口近くで、ついに見つけた~!!!
アオボシヤドカリ!!
ナゼ40日も探していて見つからないんだろう?と不思議に思っていたヤドカリのひとつなのだが、ようやくGET!!
オイランヤドカリの間接部に青い斑紋があるヤドカリ、というイメージで探していたが、これが想像していたよりも大きい!!
背負っていた貝殻は巨大なサソリガイの仲間だった。
脚やハサミの赤色もどちらかと言うとコモンヤドカリのそれに近い気がした。
このアオボシヤドカリがまた超警戒心が強く、1回引っ込むとなかなか出てこない。。。
30分ぐらいじっと待っていたが、シャッターを切ったのは2-3回。。。
なかなか撮らせてくれない。
これを見つけた時にはすでにエアーは無くなる寸前だったので、そうこうしている内にエアーが渋くなってきた。(-_-;)
ヤバイ。。。とは思いつつもギリギリまで吸って待っていたが、もう限界!
急いでエクジット⇒タンク交換して再エントリーした。
ところがまだ出てこない。。。マジっすか。。。
警戒心強過ぎっ!
もうタンクも新しくなった事だし、今度は心もかなり余裕を持つ事ができたので、待っている間に穴の中を覗いたりしながら、他のヤドカリも探してみた。
そしたら、穴の中に綺麗な紫色の小さなヤドカリ発見!
おっ!ムラサキゼブラヤドカリの幼体か??
と思ったが、ファインダーから覗いてみると、こちらも会いた~い!と日頃思っていた、クレナイヒメホンヤドカリだった!
なかなか綺麗なヤドカリだったのだが、こちらは途中でターゲットライトが切れて満足に撮影できず。。。
だって、もう水中は真っ暗だったんだもん!!(笑)
そう。。。いつのまにナイトダイビングに突入!
今季初のサンセット⇒ナイトダイビングになってしまった。
しかも、産卵狙いじゃないのに。
でも、夜はヤドカリ探しに最適だったらしく、普段は穴の奥深くにいるようなヤドカリが外に出て歩いていた。
ある程度、水深が深くないといないとばかり思っていたオガサワラヒメホンヤドカリがエントリー口直下にある岩の亀裂にいっぱいいたのは驚いた。
2本目はずっとエントリー口直下(-3m)に1時間半ぐらいいたのだが、結局アオボシヤドカリは4-5枚しかシャッターを切らせてくれなかった。。。
おまえ、ちょっと用心深過ぎだぞぉ。。。
No comment yet, add your voice below!