やっぱ明るい海だわ。。。

【ポイント】 栗生/栗生
【水温】 22.2℃
【透明度】 15m~
風が東寄りに変わり、今日はさすがに島の南西部のポイント・栗生も凪ぎている事が確信できたので、思い切って遠征に出発♪
宮之浦は朝から雨が降っていたが、栗生は晴天!!
と喜んだのもつかの間。。。
風は午後から南西へと変わり、1本目からエクジットすると大雨&冷たい強風が待っていた。(-_-;)
2本目はかなりのウネリが水中でも感じられた。
水温は全体的に北部よりもやや低め。
でも、栗生はやっぱり明るい海だ。
空は真っ黒い雲に覆われているけど、水中はかなり明るい。
沖の方ではウメイロモドキが群れ、ニザダイやクロハギの群れなんかも圧巻だった。
春の定番・オオセも見られた。
でも相変わらず栗生はマクロが弱い。
1本目は俯瞰で見ていけばかなり気持ちのいいダイビングだったが、いざ2本目で水底を這っても何も見えてこない。。。(-_-;)

今の季節は壁とかも寂しい限りなのだが、アヤヘビギンポのオスの婚姻色は目立った。
どの子もテリトリーを構え、産卵準備はOKと言った感じだ。

ゲストTさんは一眼3日目。
これまでの黒い岩礁中心の北部のポイントから白い岩肌&砂の「栗生」に移って、露出の違いにやや苦労していたようだ。
確かに栗生は明らかに北部の各ポイントよりも明るく、沖縄の内湾のポイントに近い感じなので、北部同様の露出だとちょっと白飛びしてしまう。。。
ここからも分るように、屋久島はなぜかこの南西部の一部(栗生)だけが環境の様子が一変する。
岩や砂の質や色、短く生えそろう海藻の種類もより沖縄に近くなる。
この周辺で左右に振ってみれば面白いポイントもあるのかもしれないが、遠くてなかなかポイント調査もできない。。。


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2 Comments

  1. 本文とは全く関係ありませんが・・。
    amazon からの「新刊の案内」のメールにまんまと
    乗せられて「タカラガイ・ブック」なる本を買ってし
    まいました。非常によく出来ている本です。タカラ
    ガイの事など何も知らないので楽しくページを繰
    っていると、
     「ヤクシマタカラガイ」
     「ホソヤクシマタカラガイ」
     「ヒメヤクシマタカラガイ」
    なる貝があるのを見つけました。へ~、貝には屋
    久島の名前の付いたものが既にあるのですね。
    しげる君の「魚類一番乗り」に期待しています。
    さて、このタカラガイ。特に、「ヒメ」は比較的稀種
    だそうです。そこで、
     「屋久島に居るヤクシマタカラガイを見せてく
     れ~」
    というリクエストです。出来れば、外套膜がちゃん
    と出ているやつにして下さい(貝の図鑑は貝殻図鑑である事が多いので)。
     「じゃ、よろしく」
    と気易く頼んでみるのであった。

  2. お~!「タカラガイ・ブック」!!
    僕もチェック済みでAmazonのカートの中に一応入れっ放しにしてあります♪(笑)
    ねよしさんのお勧めという事ならさっそく注文してみようと思います。
    (「読みもしないくせに。。。」と和江の目が怖いのですが。。。(-_-;))
    > しげる君の「魚類一番乗り」に期待しています。
    いや、すでに1種ありますよ!
    ヤクシマイワシという魚です。
    更にこれが細分化され「~ヤクシマイワシ」という新たに「ヤクシマ」の名前がついた魚も記載されそうだという噂もあります。
    そして、まだ大きな声では言えませんが(笑)、ついにダイビングエリアで見られる魚の中にも「ヤクシマ」を冠する子が記載されようとしています♪(僕も共著のひとりです)
    もうしばらくお待ちください。。。間もなくです!
    >  「屋久島に居るヤクシマタカラガイを見せてく
    >  れ~」
    > というリクエストです。出来れば、外套膜がちゃん
    > と出ているやつにして下さい(貝の図鑑は貝殻図
    > 鑑である事が多いので)。
    八丈島であんなに沢山見ていたヤクシマタカラガイが、実は面白い事に屋久島では意外に少なくてビックリしています。
    でも、貝のリクエストですか。。。
    そろそろヤドカリも飽きてきたので、次は貝でもやってみようかな~(笑)
    そろそろシーズンに入るというのに、普通のネタ調査をしなくて良いのだろうか。。。(-_-;)


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