【ポイント】 一湊タンク下/元浦
【水温】 19.3℃
【透明度】 ~15m
今日はボートダイビングを予定していたが、北西の風はいっこうに治まらず、今日の一湊湾内は昨日以上に時化ていた。。。
結局ビーチからエントリーして1本目は一湊タンク下に入ったが、ウネリと透明度の悪さで落ち着いてヤドカリなんて見れない。。。(-_-;)
ヤドカリはちょっとした揺れやインパクトでスグに引っ込んでしまう。
ヤドカリ・ウォッチングもやっぱりベタ凪ぎがBESTだ。(笑)
2本目はベタ凪ぎの「元浦」へ移動。
とうとうヤドカリに興味を持ってしまったゲストKさんにガイドもついつい熱くなり、この低水温の中、潜水時間は140分をオーバー!
おろし立てのフカフカ6半のKさんはいいけど、ヘタヘタ6半の僕はさすがに寒かった。。。(-_-;)
これはもう夏用にして、新しい6半を買おうかな~
。。。って!3ヶ月着てねーぞー!!(笑)
今回は妙にヘタリが早い。。。
「元浦」でまじめにヤドカリを見るのは実は初めてだ。
先日、ヤドカリ調査で入る事は入ったが、その時はエントリー口の水深-1mのみだった。
今日はかなり奥の方まで見て周ったが(最大-6m)、ここは全域に渡ってツマジロサンゴヤドカリが圧倒的に優占していた。
これに岩に付くウスイロサンゴヤドカリやアカツメサンゴヤドカリが続く。
-1m以浅の岩場にはクロシマホンヤドカリもかなり多かった。
砂地には相変わらずヒメホンヤドカリ属の一種2が多く、たまにカシワジマヒメホンヤドカリが混じる。
あとはセグロサンゴヤドカリやアオヒゲヒラホンヤドカリなどが見られた。
何か種類的にはイマイチかな。。。(-_-;)
今日はツマジロサンゴヤドカリの引越しに遭遇した。
Kさんはこれにかなり感動していたようだ。
ヤドカリはまだ未知の種類が多く、意外に美しいものも多いので、ウミウシのような「珍種を探す」楽しみや「種類を集める」コレクション的な楽しみがすべてだと思われがちだが、動きがあって見やすい分、生態の観察にも適しているかもしれない。。。
ガイドとしてはちょっと研究の余地ありかな?
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