和江、大活躍!(笑)

【ポイント】 春田浜タイドプール
【水温】 -℃(計測不可能)
【透明度】 -m
今日も暖かく晴天の日が続いた。
海の方は全島で池凪ぎ。
まったく波が無い。。。(-_-;)
昨日、タイドプールでのヤドカリ探しにすっかりハマってしまい、今日も和江とタイドプールへ出かけた。
今日は島の南東部にある「春田浜」へ行ってみた。
ここも隆起サンゴ岩地質の浜というか岩場で、浅いタイドプールが広い範囲に点在している。
相変わらず僕はウェイトやカメラの重さに負けて、水深がややある場所(-1mぐらい)に即座に入ってしまったのだが、和江は今日も超浅い水溜りでヤドカリを見つけては、僕のところに持ってくる。。。(笑)


春田浜は昨日の栗生に比べてヤドカリの姿はやや少なく感じた。
僕が這っていた-1mの水深では9割がたシロツメサンゴヤドカリばかりで、たまにイソヨコバサミ、イモガイヨコバサミ、ホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリなどが見られた。
新顔はまったく無し!
つまんね~!!!
しかし和江が新顔を運んできてくれた。。。♪(笑)
いろいろとヤドカリを持ってきてくれるのだが、明らかに新顔だ!と肉眼で確認できたのが、このシロサンゴヤドカリだった。
でかしたぁ~!和江!!
そう!そう!タイドプールでこいつを探していたんだよぉ~!!
つーか、こいつも水溜り系のヤドカリだったの???
だとしたら、僕には見つからないはずだ。。。(-_-;)
このシロサンゴヤドカリはほんと、警戒心が強かった。
貝殻の口を上にして置き、待つこと5分。。。いっこうに出てこない。。。
痺れを切らして貝殻の口を下にして置き換えると、ムクムクと顔を出し立ち上がろうとする。
いったん貝殻の口が下になって手足が出てくると、触っても全然引っ込まないのだが、貝殻の口が上を向くと途端に警戒心が強くなってまったく出てこなくなる。(-_-;)
こいつでかなり時間を取られた。。。

和江はせっせと水溜りでヤドカリを見つけては、上から沈んでいる僕を呼ぶ。
浅場で重いウエイトをつけて這っているとかなり腰が痛いので、立ち上がるのは結構面倒臭い。。。(笑)
「これって何ヤドカリ??」
無邪気に聞いてくるので、どれどれ。。。と一応覗き込むと、たいていは昨日もいたような種類ばかりなのだが、そんなヤドカリでも一応、2-3枚は撮る。
もちろん、全然気合が入っていないけど。(笑)
ところがこれが大失敗!
イソヨコバサミだと思って撮ったこの子。。。(左写真)
帰ってからPCで見ると。。。イソヨコバサミじゃねーよ。。。これ。。。
和江は何匹か持ってきていたが、僕のいた水深(-1mぐらい)ではまったく見られなかったヤドカリだ。
マダラヨコバサミの幼体だと思うのだが、web上には成体の写真が多く、ちょっと自信ない。
しかし、マズイなぁ。。。
和江があまりにもいろいろとヤドカリを持ってくるので、最後には僕もスノーケルとウエイトを外し水溜りを見て周ったのだが、ここにはホンヤドカリに混じって、このヨコバサミ系が結構見られた。
それらを肉眼で見て、すべて「あっ。。。イソヨコバサミね。。。」と軽くパスしていたのだが、今思うと、こいつらって本当に全部イソヨコバサミだったのかな。。。
ヤバイ。。。再調査が必要かも。。。

結局、今日撮った写真の中で自分で見つけたヤドカリはイソヨコバサミ、イモガイヨコバサミ、ホンヤドカリ、クロシマホンヤドカリだけで、あとは終始、和江が水溜りで見つけたヤドカリばかりを撮っていた。
相変わらずタイドプールの代表的なヤドカリであるスベスベサンゴヤドカリには出会わない。。。
やっぱり、-1mでは深過ぎるのかなぁ~?(笑)
今日は和江が幼体を水溜りから持ってきた。(写真)
トリミングしちゃっているので大きさが分りにくいかもしれないが、かなり極小な子だ。
どうやら、スベスベサンゴヤドカリはクリイロサンゴヤドカリなどと比べると、幼体時もそれほど白くはないようだ。
昨日のログ(⇒屋久島ダイビングサービス「森と海」 : 屋久島・海ブログ : 栗生へピクニック♪)で書いた、セグロサンゴヤドカリの幼体だと思っていた子なのだが、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)によると、これはサンゴヨコバサミという種類らしい。。。
今日もサンゴヨコバサミは水溜りに相変わらず多いようで、和江が何匹か持ってきた。
しかし、どいつもこいつも幼体ばかりで、いまだに成体が見られないのだが、いったいどこにいるのだろう。。。?
こいつはどうも南方系のヤドカリのようなので、これまた屋久島は北限の可能性がありそう。。。
成体探しが今後の課題だ。


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