【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.2℃
【透明度】 15m
今日は気圧の谷の通過に伴い、午後から風向きが南西から北西に変わり、それまで晴れていた空には厚い雲が、それまで凪ぎていた海はみるみると大荒れに。(-_-;)
いつも入っている一湊タンク下の釜の中(一番湾の内側)は割と急な風向きの変化には強いのだが、対面の一湊クレーン下などはエントリー前とエントリー後とを比べると明らかに時化てきている事が分る。
2年ぐらい前にこのクレーン下で低気圧の通過に伴う急な風向きの変化で怖い思いをしたことを思い出してしまった。。。
ヤドカリ生活11日目。
今日は予定通り、-5m~-10mにかけて広がるサンゴ群落の周辺を見て周った。
ここにはオオハナガタサンゴとウスサザナミサンゴを中心とするサンゴ群落が見事な場所。
昨日のシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2を見つけたのと同じ環境(オオハナガタサンゴ間の隙間や中の空洞)を中心に見たのだが、思ったほどシダラミギキキヨコバサミミギキキヨコバサミ属の一種2の姿は少なく、結局2個体しか見つからなかった。
空洞のもっと奥の方にいるのかもしれないが、さすがにそこまでは見れない。。。
暗がりのゼブラ系は今回もケフサゼブラヤドカリが1匹だけ。
ここでもサンゴや岩の上はほぼすべてがアカツメサンゴヤドカリで覆い尽くされており、水底のガレ場はヒメホンヤドカリ属の一種2が目立った。
今回からすべての目撃種を写真に撮ってカウントするのを止めた。
なぜならヤドカリ生活10日目を過ぎ、ようやく水中で識別ができるようになってきたという事、それに種類をいろいろ覚えて観察に慣れてきたせいか、何を見て、どれくらいの数がいたのか容易に把握できるようになってきたからだ。
それと1枚とは言え、写真を撮っている時間があったら1種でも多く見た方が生息状況が把握できるかと。。。
でも、さすがに極小種や極小ステージの子、そして初見の種類などはレンズを通して見ないと今でも厳しい。
今日もこんな子がいたのだが、肉眼で最初に見た時は「お~!!新顔!!」と撮り始めたのだが、ファインダーを通して見てみると。。。
「ありゃ。。。?昨日のミクロパグルス属の一種1じゃん。。。」
眼柄が赤いのが目立ったので新顔だと思ったのだが、あとはまったく一緒。
どう見ても同じ種類だよなぁ。。。
その後、今度は昨日とまったく同じ緑の眼柄の子がいたのだが、これは肉眼でも昨日の子と同一種である事はスグに分った。
眼柄の色や模様はヤドカリの種を見分ける重要な識別点なのだが、さすがにこれは例外だろ。。。(-_-;)
どう見ても同じ個体で環境に応じて眼柄の色は容易に変わりそうだ。。。
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