【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.7℃
【透明度】 ~25m
今日も天気はイマイチだが、海の中はGOODコンディションだ。
透明度の良い海がまだ続いている。。。
夕方からダイビング事業者組合の会合があるので、いつもよりも早い時間に海へ行ったのだが、結局遅刻した。。。(-_-;)
海に入る事は仕事(?(笑))とは言え、遅刻はヤバイよな。。。(-_-;)
もっと早く起きて海に行くべきでした。。。(反省)
ヤドカリ生活9日目。
今日は-15m付近の砂地と岩礁の境目から少しづつ上り、-10m付近までを見ていった。
いや~やぱっりヤドカリは面白いかも。。。
すっかりハマってしまった。。。
何が面白いって、水深によって同じ環境でもいる種類がまったく違うって事。
魚や他の生き物もそうだが、ヤドカリの場合はもっとハッキリしていて分りやすい。
明らかな環境&水深による棲み分けがなされているのだ。
まず砂地と岩礁の境目辺りに点在する小さな岩の周辺では、これまでの-15m以深の調査では1匹たりとも見る事のなかったツマジロサンゴヤドカリ(左写真)が圧倒的な優占度を誇っていた。
幼い個体から立派な成体までいろいろなステージがそこら中に。。。
つーか、もしかして砂地にはこいつらしかいない??(-_-;)
しかし、その砂地と岩礁の境目から少しづつ上っていくと転石&ガレ場混じりの岩場となるのだが、砂地を離れるにつれて優占種が変わってくる。
この変化はメチャクチャ分りやすくて面白い。
ここはヤドカリ生活1日目(⇒屋久島 DIVING LOGS: 浅場のヤドカリ)で見た環境とほぼ同じなのだが、1日目の調査結果は間違っていなかった!
やはりここでもテブクロイトヒキヤドカリが最優占していた。
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今日は初見のヤドカリが1種。
ボトムの砂地でこんなお化けみたいなヤドカリを見つけた。(笑)
なんじゃ。。。こりゃ。。。(-_-;)
全身に茶色いゴミを付けたような異様な風貌。。。汚いなぁ~
つーか、ここまで地肌が見えないと何者なのか分らな~い!
そんなワケで数枚撮って諦めた。
しばらくするとまた初見のヤドカリが。。。
ファインダーから覗いてみると、あれ?見覚えのある眼柄。。。
あっ!!!これさっきのバケモノと同じ種類じゃん!(笑)
調べてみるとこいつも名前はまだないようで、「ツノヤドカリ属の一種」とされている子のようなのだが、だとすると初めてのツノヤドカリ属のヤドカリって事になる。
で、またまた難問が。。。(-_-;)
ツノヤドカリ属って他のヤドカリとどこが違うんだ???(笑)
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ここには例の不明種が沢山見られた。
砂地で優占するツマジロサンゴヤドカリ、その後続く岩場で優占するテブクロイトヒキヤドカリ、この2種に次いで多く見られたのが、このヤドカリだった。
その後の調べでこれも名前のない未記載種である可能性が強いらしい。
当サイトではこれに従いこれを「ヒメホンヤドカリの一種2 」として統一することにした。
ちなみに「ヒメホンヤドカリの一種1」はこいつです。。。⇒(ヒメホンヤドカリの一種1)
同じ属とは思えない。。。(-_-;)
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もう1種の不明種もここで2個体見かけた。
1匹は簡単に貝殻の外に出てしまってしばらく貝殻の近くでじっと固まってしまった。
これはホンヤドカリ属の仲間らしいのだが、まだ未確認なので今はひとまず「不明種1」として統一します。
魚と同様、僕の場合、名前(一般名称)が分らなくても屋久島での種の分類ができてきたので、AヤドカリでもBヤドカリでも良く、これで満足なのだが(笑)、他所との比較をするためにも種の特定はしないとね。。。
【今日の結果】
・ ツマジロサンゴヤドカリ 7匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 8匹
・ カザリサンゴヤドカリ 5匹
・ オイランヤドカリ(赤バージョン) 1匹
・ ツノヤドカリ属の一種 2匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種2 6匹
・ 例の不明種1(ホンヤドカリ属の仲間?) 2匹
ヤドカリ生活素晴らしいですね(笑)あの~お化けヤドカリはヤドカリ界において流行の最先端を走ってる・・って本人(ヤドカリ)は申しております。だって、皆、防具は貝だけですが、彼はさらに自身が隠れ蓑!ステキ♪
ヤドカリ生活、素晴らしいです!(笑)
テトロドトキシン(笑)さんも一緒に暮らしませんか?
そっか。。。ヤドカリはお洒落なゼブラ系が流行の最先端を走ってると思っていたけど、そういう考え方もあるね。。。(爆)
里帰り前にちょっと1本。。。
【ポイント】 一湊タンク下 【水温】 19.3℃ 【透明度】 ~10m 昨日、ゲ…