【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.7℃
【透明度】 ~15m
北西の風でまたまた一湊湾内は時化気味。。。
またまた海はかなり時化てる。
まぁ、それはいいとして、とにかく寒いっ!
いつもお湯を持って来ようと思いつつ忘れてしまう。。。
冷たいブーツを履くときが一番の試練だ~!
明日は絶対にお湯を忘れないぞぉー!!!
ヤドカリ強化月間の6日目。
また新たなヤドカリを探すぞぉ~!!と日増しにヤドカリが面白くなってきて、意気込みだけはもう立派なヤドカリスト!(笑)
今日はほんのちょっと鼻先を抜けて沖へ。
-15m付近の暗い穴の中&その入口周辺を中心に見ていった。
昨日の-18mの場所よりも浅いが、鼻先を抜けるので潮通しはややよくなるような場所だ。
まずは岩穴の外でしばし探索。
そのあと岩穴の暗がりを見たのだが、結論から言うと驚くことにここでも最優占種はまだ名前のないヤドカリだった。。。
先日もちょっと話題にしたネジレヤドカリ属の一種(⇒屋久島 DIVING LOGS: ゼブラじゃなかった。。。!(-_-;))が大半を占めていた。
小さな岩穴の外はちょっとしたオーバーハングになっていて、その下に所々薄く砂が敷かれたような狭い転石溜まりがいくつかあるのだが、まず、ここの石と石の隙間に何匹か見られ、その後岩穴の暗がりにもいっぱいいた。
岩穴にライトの光を当てるといっせいにうごめき奥の方へ逃げようとする連中がいる。
これがほとんどこのネジレヤドカリ属の一種のようだった。
どうもヤツらが好きな環境はこのような砂溜まりらしく、この岩穴の中も下地は薄く砂がひかれていた。
そして多少、暗い場所である事が条件か。。。?
その後、この岩穴の奥の方を見ていったのだが、またゼブラ系が2種類見つかった。
昨日見たフルセゼブラヤドカリ(2匹)とムラサキゼブラヤドカリ(1匹)だと思い、ちょっとガッカリしながら(笑)適当に数枚撮って終わりにしたのだが、これが全然違ってた。。。
帰ってからPCでよくよく確認してみると、フルセゼブラヤドカリだと思っていた方はアデヤカゼブラヤドカリ(左写真)、ムラサキゼブラヤドカリだと思っていた方は先日ゼロ戦にウジャウジャいたヒメホンヤドカリ属の一種だったのだ!
お~!!何てこったい!
アデヤカゼブラヤドカリならもっと真面目に撮ればよかった。。。
しょうがない。。。また撮るか。。。
何かまだまだヤドカリの種の特徴をちゃんと一目で見て分るように把握してはいないようだ。。。まだまだだな。。。(泣)
今日のこの場所での内訳は次の通り。
・ ネジレヤドカリ属の一種 5匹/15匹
・ カザリサンゴヤドカリ 3匹/15匹
・ テブクロイトヒキヤドカリ 1匹/15匹
・ アデヤカゼブラヤドカリ 2匹/15匹
・ ヒメホンヤドカリ属の一種 1匹/15匹
・ ウスイロサンゴヤドカリ(幼体??) 1匹/15匹
・ 不明(下写真) 2匹/15匹
不明の2匹(下写真)はイマイチ同定できなかった。。。
ネットなどでいくつか当てはまりそうな種類はあったのだが、よく分らん。。。
もっと真面目に撮ればよかったのかもしれないが、今日はウネリが凄くてこうした極小種は貝殻ごとぶっ飛んじゃうんだもん!(言い訳?)
もう少しよく調べてみます。。。
ヤドカリを探している穴の下地は薄く砂がひかれているのだが、ここにはオトメウシノシタなどがいっぱいいて、ちょっとした拍子にスースーと逃げていく。
もちろん無視してヤドカリに集中するわけだが、突然、無視できないような見た事のないようなカレイ系の魚が現れたから、さー大変!
黒い背ビレを立ててピラピラ動かしながら、ゆっくり動く。。。
よ~く見ると背中に3つの目立つ大きな斑点が。。。
あっ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スリースポット・フラウンダー!
見たい、見たいと思っていた魚が突然現れ、もうテンヤワンヤの大騒ぎ!
それまで極小のヤドカリを撮っていたので、カメラはかなり絞っていた。
ストロボ光量を最小から一気にフル発光に変え、連射!連射!
あっという間に穴の奥へ逃げこんでしまった。。。
それまで撮っていたヤドカリの事なんてすっかり忘れ夢中になっていた。(笑)
真のヤドカリストへの道は遠いかも。。。
スリースポット・フラウンダーは2004年にジャノメツキノワガレイという和名がついた魚で、沖縄や奄美、八丈島など各地で普通に見られているようなのだが僕はまだ見た事がなかった。
古巣・八丈島にいた頃から「見たいな~」と思っていただけに感激もひとしお!
お~!本当に3つスポットがあるぅ~♪凄~い!
ちなみにスリースポット・フラウンダーという種類は別にいて、こいつの英名はFishBaseではスリースポット・ライトアイ・フラウンダーと呼ばれている魚だ。
久々に書き込みぃぃぃ~。。。
大きさは分かんないけど左がもしかしてオキナワホンヤドカリの子?でも触覚の模様が違うなぁ~。なのでホンヤドカリ属の一種かな。
右はオガワワラヒメホンヤドカリの子ではないの?
久々の書き込み、ありがとうございます!
例の頂いた「八丈島のヤドカリ」のおかげでメチャクチャ同定作業が楽になりました~♪
まだ、親方の力を頼っている。。。と言われそうですが。。。(苦笑)
> 左がもしかしてオキナワホンヤドカリの子?
> でも触覚の模様が違うなぁ~。なのでホンヤドカリ属の一種かな。
確かに似てますね~!
ホンヤドカリ属の特徴ってどこなのですか?
> 右はオガワワラヒメホンヤドカリの子ではないの?
オガサワラヒメホンヤドカリって足とかが結構派手な印象を持っているのですが。。。
いずれにしても右の子はヒメホンヤドカリ属、もしくはユミナリヤドカリ属あたりを疑っていたのですが、どう思いますか。。。?
ホンヤドカリ属って目が、他のヤドカリとは違った形をしているんだ。
で、オガサワラヒメホンヤドカリの幼体って歩脚の縞は薄れているんだ。
オレもこのヤドカリの幼体には何度も騙され、わーい新たな子だぁ~って喜んでいたのもつかの間、写真みてガックリってなったんだ。
しげるのが幼体かどうかわからないけど、オガサワラちっくだね。
転石下にいたの?取り合えずザオガサワラを探してみては。。。
目ですか。。。
あ~大きいって事かな。。。?
クリクリ&ウルウルって感じでしょうか?(笑)
だとしたら左は確かにホンヤドカリの仲間ですね。
納得しました。
> 転石下にいたの?取り合えずザオガサワラを探してみては。。。
了解です。
探してみます。
どんどん地味路線に入っていく。。。(-_-;)