もうすぐオスに?!

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.0℃
【透明度】 ~10m
完全に凪ぎた一湊湾内。
でも、あの爆弾低気圧以来、寒い日が続いていて、海に行く足も鈍る。。。(笑)
透明度はかなり回復してきたが、水温がグーンと下がっていた。
今日、平地では雨は降っていなかったが、山からの雨水が流れ込んでいるのか、水面直下が特に冷たいっ!
水中から水面を見上げると、この冷水域が雲のように白く濁っている。


今日も甲殻類に集中!(の予定)
-30m以深のエビカニ狙いで、沖に出る。
えっ?なぜ手前の浅場で探さないかって?
そりゃー寒いから泳ぐに限るでしょ!(笑)
ところが深場に下りて返って寒かった。。。(-_-;)
水面直下を除く-20m以浅は、だいたい21℃前後だったが、-30m付近は20℃を切りそうな勢い!
いつもの斜面で甲殻類が着きそうな宿主を探していると、横をいつものシロタスキベラの群がりが通りかかった。
よく見てみると今日も1匹アヤタスキベラが混じっていた。
4-5cmぐらいの幼~若魚の頃から観察していた子なのだが、こいつがとうとう体側のラインが消えて完全な成魚になりそうな感じだ。
前にこいつを見たのが昨年の12/5なのだが、この時のヤツの姿を見て欲しい。(⇒屋久島 DIVING LOGS: まったく下がらない水温♪
この時はまだまだはっきりとした赤白のストライプが見られたのだが、今回はかなり薄くなった。
ちなみに上がアヤタスキベラ、下がシロタスキベラです。。。(共に15-20cmぐらいで、この写真からサイズの比較ができるかと思います。)
稀種とされるアヤタスキベラも屋久島では普通種である事が分ってきたのだが、生態写真が皆無とされるオスはさすがにまだ僕も見た事が無い。
もう少し。。。!
もう少しでオスの生態写真・本邦初記録だぁ~!!!!
。。。って。。。周辺に他に同種の仲間がいないのに、果たして立派なオスになれるのだろうか。。。(-_-;)
多くの場合、魚は周辺の社会環境が成長を制御する事が多い。
この場合、シロタスキベラ社会に組み込まれたこいつは、同種の群れの中にいる場合と同様の刺激を受けたりしないかな。。。
1ヵ月後が楽しみだ。。。えへへ。。。
って。。。!甲殻類はどうなった?(笑)
これだから「いた・いない」だけのダイビングがなかなかできないのだった。。。(-_-;)


Filed under: 一湊タンク下No.1

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