フタイロハナゴイのボンボリ

【ポイント】 漁礁&ゼロ戦パッチ
【水温】 21.1℃
【透明度】 20m~
今日は朝から雨が降る。。。
風はやや東寄りで志戸子や元浦は波立っていたが、一湊湾内はベタ凪ぎだ。
今日はちょっと変わったところに入ろうかな~などと思っていたが、結局今日も一湊タンク下エントリー。。。


空が曇天のため、水中はかなり暗い。
砂地でテンス類を追いながら撮影していたらゼロ戦パッチについてしまった。
ゼロ戦パッチは冬に入ってかなり魚影が薄くなってしまった。
特にテンジクダイの仲間がかなり少なり、スカスカ状態でちょっと寂しい。。。
でもフタイロハナゴイとケラマハナダイの増減はほとんど無く、今でも産卵は激しく、こいつらだけは元気だ。
まだ3時前だというのに、水中が暗いからかもう産卵は始まっていた。
フタイロハナゴイのオスは求愛時、背ビレの2棘をピーンと立ててメスを追い掛け回すのだが、この時の婚姻色は普段の優男風の時からは想像できないような派手な体色となる。

多くの魚で求愛時は全部のヒレをいっぱいいっぱいに広げて求愛するオスが多いが、フタイロは違う。
もっとも興奮状態の時は上の写真のように背びれの真ん中だけが必ずヘコんでいるのがなんか面白い。
目の下から尻ビレまで伸びる黄色いラインがくっきり出て、腹ビレや尻ビレは真っ赤に染まる。
その状態でメスの前でディスプレイするのだが、それはあまりにも激しいので求愛というよりは脅しに近いものが。。。
遠くからその求愛の様を見ていると、何か筋肉隆々な魚に見える。。。

産卵はキンギョハナダイのようにあまり高く上昇する事なく、その場で一瞬お腹を重ねあって放卵放精する。
これが早くてファインダーを覗きながら追いかけるのは大変!!
しかも、こんな静止画では臨場感がないよね。。。(笑)
あ~ビデオ欲しい。。。


Filed under: 一湊タンク下No.3(ゼロ戦)Tagged with: ,

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