【ポイント】 お宮前/一湊タンク下/川(No.3)
【水温】 26.9℃(淡水は20.0℃)
【透明度】 20m~
風が強まり、やや時化気味傾向にあるが、依然として海の状態はGOOD!
メインの午後からの淡水調査に向けて(笑)、今日も午前中にまとめて2本潜る。
1本目も2本目もツバメウオの群れ狙いで、一旦漁礁上でエントリーするが、まとまった群れは見られずに終わってしまった。。。
2本目で一度引っ込んだホタテツノハゼが出てくるのを待っていたら、何やらもう1人このホタテを狙う方が。。。(-_-;)
ホタテの巣穴に対面しつつ、少しづつ穴に近づいていくお魚。
最初はオニカサゴかな?と思って追い払おうと近づいたら、何やら見た事の無い被弁の沢山出ている魚だった。
胸鰭も綺麗っ♪
もうすっかりホタテツノハゼの事は忘れ、ひたすらその変な魚に見入ってしまった。(笑)
帰ってから調べると、ヒメオニオコゼだった。
伊豆から西表まで広く分布する魚のようだが、実は僕自身は初めて見る魚だったりする。。。(-_-;)
今日の午後は川(No.3)へ。
この川は過去に河口周辺は潜ったことがあったが、中~上流は初めて。
意外に素敵な淵や瀬が沢山あって楽しそう♪
上流から中流に向かって3ヶ所を順番に潜ってみた。
ここも基本的にはヨシノボリ類やボウズハゼ、そしてアユばかりがウジャウジャいるのだが、ちょっとした溜り(水深0.2m)に顔をつけてみると、見慣れない地味ぃ~なハゼが。。。
「お~カエルハゼ!!」
そう思って写真を撮り、帰ってからよ~く見てみるとアカボウズハゼのメスだった!
へへへ。。。とうとう見つけた絶滅危惧~A類のハゼ。。。(笑)
地味なメスではあるが、いる事が分っただけでも収穫だ。
あとは綺麗な婚姻色オスを見つけてやるぅ~!
今はどの川に入っても、大きなアユのオスが縄張りを守る事に必死だ。
同種オスばかりでなく、同じ岩の苔類を食うボウズハゼとの戦いもよく見られる。
その縄張りは非常に狭く、広い範囲を泳ぎ周らないのでオスの写真は撮りやすい。
ただ連日の戦いのためか、体が傷だらけなのだが。。。
おぉ、アカボウズでしたか!
今度は婚姻色の時期を狙わなくちゃですね!
苦労した甲斐がありました。
こちらも現像作業していたらイソハゼ属SP4が写っていました。こいつは多いんですか~
そうなんです~♪
アカボウズのメスだったようです!
ご協力ありがとうございました。
繁殖期はいつ頃でしょうね。。。
夏だったら1年待ちだなぁ~(笑)
イソハゼsp4は屋久島では最も多く見られるイソハゼの仲間なんですよ。
この辺が分布の中心なのでは?と思うぐらいです。