カシワハナダイの求愛

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.5℃
【透明度】 10m~
毎日、毎日、「透明度が悪~い!!」なんて言ってるけど、最近はちょっと様子が変わってきてる。
ずっと同じような透明度の悪さだと思っていたが、よくよく水中を見回してみると、実は透明度自体はさほど悪くない。。。
どうもこの視界が遮られたような感覚の原因は、すべて無数に広がるアミ類や稚魚の類、そしてここ数日で一気に増えたキビナゴ(?)の稚魚&幼魚類のようだ。
特にアミが凄い。。。
水底から2-3mはすべてアミによって覆いつくされている。
場所によっては視界を0にさせるくらいだ。


前半は今日も「浅専」♪
6月中旬から目立ち始める各種スズメダイ類の幼魚に先駆ける事1ヶ月前、ちょうど今の時期にはニザダイの仲間の幼魚が目立ち始める。
まさにここ2-3日でそれまでまったく目にしなかったニザダイやニセカンランハギ、コクテンサザナミハギ、ナガニザなどの幼魚が浅場で急に増えてきた。
地味なニザダイの仲間も幼魚はけっこう可愛い。
久し振りに小パッチに行ってみると、カシワハナダイのオスが激しく求愛していた。
この小パッチには元々、カシワハナダイの成魚は見られなかったのだが、いつの間にか成魚が現れ、今では立派なオスの求愛が見られたりする。
しかし実はこの場所にいる成魚はこの1匹だけで、あとは4-5cm程度の若いメスがいるのみだ。
たぶん、このサイズでは生殖機能が十分に発達しているのかちょっと疑問だ。
じゃーいったいこいつは誰に求愛しているのか、よ~く見てみると。。。
どうもやつはここでの優占種・ケラマハナダイのメスに求愛しているように見えた。
たまにケラマハナダイやキンギョハナダイのオスを追い立てながら、この場所の王者として君臨していた。(笑)


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