あの~マジで邪魔なんですけど。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下/一湊タンク下
【水温】 21.4℃
【透明度】 10m~
風が南寄りとなったにも関わらず、気温はやや低め。
空もやや小雨が降る空模様。。。
でも、海はベタ凪ぎっ♪
透明度は依然として悪く、曇り空という事もあってやや暗めの海中だが、海はなかなか面白い!!
大潮が近い事もあって、午前中のエントリー&エクジットはややキツイが。。。(-_-;)


思い切り潮が引いている時の「一湊タンク下」のEN&EXは鬼のように厳しく、出入りの際にはゲストのカメラ機材をお持ちするのだが、今日のゲストの機材は当店始まって以来の最高級システム!
キャノンEOS-1Ds+特注ハウジング!
定価総額は100万円超!!!
持つ手が震える。。。ワナワナ。。。(笑)

kurenai-nishio.jpg

1本目はイトヒキの里・奥の院へ。。。
せいぜい最優占種のベニヒレイトヒキベラの婚姻色&求愛が見られるぐらいだろう。。。と思っていたが、最もお盛んだったのは、クレナイイトヒキベラだった。
全ヒレを大きく広げながらメスを順番にまわって求愛。
滑空しながらずっとヒレを広げ続けてくれた。
僕が一人でこの求愛を狙って潜っても、なかなか広げてくれないのに。。。(泣)
ライティングをしながら、指をくわえて見ているしかなかった。。。(悔しい~!!)
ちなみに僕が1人で潜るとなかなか、こいつの求愛が見られなかった理由が分った!
要はクレナイイトヒキベラの求愛&産卵の時間は、ピンクフラッシャー同様、午前中から正午にかけてだったらしい。。。
午後遅い時間に潜る僕の前ではヒレを広げてくれないわけだ。。。(涙)

kanpapapapa.jpg

何でもいいけど、今日もヒレナガカンパチを中心とする群れが凄かった!
1週間ぐらい前から「一湊タンク下」で見られ始めた回遊魚の30-50匹の群れは、今日はとうとう500匹近い(以上?)群れを形成して、ずっと僕らの周りを周っていた。
最初は「わ~い♪」と喜んでいたが、あまりにも長い間、付きまとわれたので(30分以上に渡って!(爆))、最後にはマジでウザくなってきた。。。(-_-;)
だってホタテツノハゼはビビってスグ引っ込んじゃうし、イトヒキベラたちも驚いて(T.T )( T.T)おろおろしているし。。。
はっきり言って邪魔!
ゲストも僕も、もうとっくに飽きて、水底でハゼとか撮っていても、至近距離に割り込んでくるし。。。
無視して小物を撮っていても、砂の巻上げやらが凄くて落ち着かな~い!!!(怒)
いいかげんにしてくれ。。。マジで。。。頼むから。。。

senaki.jpg

-20m付近ではセナキルリスズメダイの極小チビたんが目立ち始めた。
あちらこちらで点々と見られる様は、まさに爆発的な状態。
つまり、気づかなかったのだが、逆算するとやつらの産卵最盛期って冬の終わり頃から初春にかけてなのかな~?
まだ幼魚の姿が見られない浅場のスズメダイ(ヒレナガスズメダイやルリホシスズメダイ、クロメガネスズメダイなど)よりも早い時期に産卵が始まっているのかもしれない。
これは見落としていた。。。来年は冬から気にして見てみよう。。。

sharp.jpg

水温は依然として上がらないが、もう夏場のお魚がボチボチ見られ始めている。
例えば、シャープアイピグミーゴビーは今季初記録♪
大きな成魚に小さな幼魚の2匹が共にホバーリングしてた。
ここ最近、ベニハゼ調査を繰り返していたが、実はここ「一湊タンク下」ではシャープアイピグミーゴビーはオキナワベニハゼに次いで多く見られるベニハゼ属の魚だ。
夏になると-18m前後の水深から、あちらこちらに見られる普通種だったりする。
ただし冬はまったく見られず、温かくなると成魚が穴から出てくる。。。
基本的には屋久島の冬の水温(17-18℃)には耐えられないらしい。。。(笑)


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