ベラたちが産卵を始めたか??

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 19.8℃
【透明度】 15m~
今日は前線の通過に伴い、猛烈な東寄りの風が吹き、「元浦」から東側はどこも大荒れの1日だった。
一湊湾内は通常、東だと凪ぎるのだが、あまりにも強い風だったため、かなり時化気味だった。
最近、ようやく同じポイントに集中的に入るようになってきた気がする。
生き物の深い観察をするために、最大3つぐらいのポイントに集中的に潜り、丁寧に見ていくようなダイビングスタイルが必須だが、3年目にしてようやくそんな感じになってきたかな??


前日、話題にした「これってTheニセヘビギンポでは?」な子、この仮定を証明するためにはどうしても比較が必要だと思った。
これぞコクテンニセヘビギンポ!ってな子を探して、じっくり見比べた~い!と思い、今日は過去にコクテンニセヘビギンポがいた実績のある場所を順々に周ってみることにした。
最初に例のTheニセヘビギンポ(?)を確認したが、やはり婚姻色にはなっていなかった。。。
婚姻色が見られれば、一発で見分けられると思うのだが。。。なかなかそう上手くはいかない。
しかし、今日はややヒレが赤くなっていたのが気になる。。。
Theニセヘビギンポの婚姻色時のヒレも赤いのなら問題ないが、ヒレが赤い!と言ったらやっぱコクテンニセヘビギンポでしょ~って事になっちゃう!(笑)
でもFishBaseの標本写真を見て一安心♪
Theニセヘビギンポもコクテンほどではないけど赤いのね。。。(笑)
———————–
水温20℃超が安定してきたからか、今日は久し振りに水温の高い時期に産卵するベラ類の繁殖行動が活発だった。
ホシススキベラとムシベラの産卵をそれぞれ2回づつ確認。
産卵時間は夏場と変わらず、正午過ぎ頃。。。
コクテンニセヘビギンポが見つかった時のために、カメラの露出は最初からかなり絞込んでいたが、そこへギンギンの婚姻色となって激しい求愛を繰り広げるホシススキベラの巨大オスが何回も通りかかる。
そのたびに絞りを開けて、ストロボ光量を最大にしてカメラを向けるのだが、いまひとつタイミングがズレ、通り過ぎたあとだったりする。。。
あまりにも頻繁にそれがあるので、途中から最初から絞りを開けて、ストロボ光量を最大にしてコクテンニセ探しを始めた。
ところが、時間的にちょうどホシススキベラの一番活発な時間帯だったらしく、中層では求愛が激しい。。。
気になって気になって仕方がない。。。!!
結局、中層でこんな面白い事が繰り広げられているのに、うつむいてコクテンニセヘビギンポを探すわけにもいかず、目的の魚には出会えなかった。。。(涙)
ちなみに、相変わらずホシススキベラやムシベラの産卵は撮れない。。。
簡単に撮れそうだけどな~


ホシススキベラ
左・立派なオス(25~30cmぐらい)/右・標準的なメス(15cmぐらい)


Filed under: 一湊タンク下No.1

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