【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.4℃
【透明度】 15m~
風は北東基調で北部でも「元浦」や「志戸子」は時化気味だが、一湊湾内はまずまずの凪ぎ。
いつもよりも割と早い時間に海へいくと、すでに釣り人が陣取っていた。
まぁ、これはよくある事なので、いつもならそこを避けて沖へでるが、今日の目的の魚はこの釣り人の真下にいるのだ~!!!・゜゜・(×_×)・゜゜・
しょうがないから、今日はいつもはあまり行かないテトラ沿いのコースを取った。
ニセヘビギンポである可能性が濃厚な魚(昨日のLOG参照)を引き続き観察したかったが、釣り人がその真上で糸を垂らしていたため、急遽、別の場所へタラタラとむかう。。。
この辺は小さな枝サンゴの仲間が多く、それぞれにコバンハゼの仲間がいろいろと着いているのだが、なかなか撮影は難しい。
未だにまともに撮れているのはパンダダルマ、コバンハゼ、ダルマハゼぐらい。。。
何とかこの辺も整理したいので、まずは撮らなきゃ!!
今日はどの写真もイマイチなので未公開です。。。(笑)
どうにか上手く撮る方法はないかな?
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僕は重大な勘違いをしていた!
セグロヘビギンポとシマヒレヘビギンポという似たようなヘビギンポが2種類いて、その違いは「尻ビレ」に縞があるか?(シマヒレ)ないか?(セグロ)などと散々、今までのLOGに書いてきた上に、その尻ビレを確認する事にやっきになっていたが。。。
違~う!!!
「尻ビレ」じゃなくて「腹ビレ」だぁ~!!(笑)
なぜ、それに突然気がついたかと言うと、今日セグロヘビギンポの婚姻色やや褪め気味の個体を見て思ったのだが、基本的にセグロヘビギンポのオスの婚姻色個体はみんな尻ビレに縞があるのだった。。。忘れてた。。。
しかも、自分自身過去にそういう写真を何枚も撮っているのにぃ~!!(⇒セグロヘビギンポ婚姻色)
セグロヘビギンポの大きな特徴のひとつは、尻ビレの基部に黒斑が綺麗に並んで点在している事。
これを見て「ケツ黒ヘビギンポ」などと昔言っていたぐらい良く目立つ特徴なのだが、これも思い切り忘れてた!!
この黒斑がオスの婚姻色時に出る尻ビレの縞の起点になるわけだ。
なんてこったい!すっかり基本的なことを忘れていた。。。
つまり、屋久島の浅場でいつも見ている連中は何てことはない、全部セグロヘビギンポだわ。。。(笑)
ちなみにシマヒレヘビギンポは腹ビレに黒い縞があるのが特徴のようだ。
あらためて、今度は腹ビレだけに集中して探さねば。。。(焦)
尻ビレ以上に腹ビレ観察は容易ではない。。。
屋久島では水深-20m以深まで下りると多く見られ浅場で見る事はあまりないモンツキスズメダイが現在、一湊タンク下の-10m程度のところで1個体見られる。
最初に見つけた時は2cmぐらいの幼魚だったが、何とかここまで生き残っていたようで今や3cm以上はありそうな子に成長した。
最初の頃は警戒心がメチャ強くて、ちょっと寄っただけでスグに穴の中に隠れてしまっていたが、今はかなり撮りやすい。
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