【ポイント】 一湊クレーン下
【水温】 18.6℃
【透明度】 15m
晴天&凪ぎ~♪
空は雲ひとつ無い青空!
日中の最高気温は17℃近くまで上がったが、体感ではもっと暖かく感じた。
水中は相変わらずの低水温。。。
ベタベタに凪ぎた今日は、凪ぎたら一番に行こうと思っていた「一湊クレーン下」へ。
このポイントは実に4ヶ月ぶりになる。。。
ヘビギンポに関しては自らに課した課題が沢山あるんだけど、「ニセヘビギンポ問題(笑)」もそのひとつだ。
日本で見られるヘビギンポは大きく分けると2つに分れる。
第1背ビレの棘が3本の子と4本の子。。。(これは目視でも余裕でわかるよ)
で、4本の子が問題のニセヘビギンポの仲間なのだが、この仲間は今のところ日本では「コクテンニセヘビギンポ」ってやつと、「ニセヘビギンポ」ってやつがいる(って事になってる(笑))。
コクテンヘビギンポは認識している(つもりでいた)ので、ゲストから送られてくる写真や、実際に海の中で会う連中はみんな、
「あ~コクテンニセヘビギンポね。。。」
とメチャクチャ簡単に片付けていた。。。
ところが、よく考えてみるともう1種の「ニセヘビギンポ」ていったいどんなヤツなの???
との疑問が。。。(笑)
思い切り、認識してねーし!!!(爆)
きっと「コクテンニセヘビギンポ」とはまったく似ていない別物なんだろうな。。。と勝手に思っていたが、実際に標本写真を見てみると。。。
⇒ニセヘビギンポ
げっ!すげー似てるし。。。( ̄Д ̄;;
標本でさえ見分けがつかね~!!
これはもしかして、これまで「コクテンニセヘビギンポ」だとばかり思っていた子の中に「ニセヘビギンポ」がいたりして!
と気づいたのが恥ずかしながら、ごく最近。。。
それで一度、「コクテンニセヘビギンポ」(だと思っている子たち)を総点検したかった。
こいつは暗がりを好み、トンネルや岩穴の壁面や天井に多い。
北部だと沢山いるのはこの「一湊クレーン下」の崩れ落ちた人工物が作るトンネルの中だ。
昨年の秋にたまたま潜った時、ここには「コクテンニセヘビギンポ」(だと思っている子たち)がウジャウジャいた。
今日も期待して行ったけど。。。
ようやく見つけたのはたった1匹。。。
水温の高い時期は沢山いたのに、これはいったいどうした事か?
やっぱり、この種類は高水温を好み、水温が低い時期は隠れちゃうのかなぁ~などと思ったけど、「コクテンニセヘビギンポ」は伊豆や伊豆大島でも普通に見られるみたいだし(⇒コクテンニセヘビギンポ)、そんな事はないのかもしれない。。。
じゃーやつらはどこへ行ったんだぁ~!!!
夏場にまた帰ってくるかな?
たった1匹見られた子をじっくり観察してみる。
う~ん。。。やっぱり「コクテンニセヘビギンポ」(だと思っている子たち)にしか見えない。。。(笑)
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