【ポイント】 元浦
【水温】 18.7℃
【透明度】 10m
北西の風はかなり弱まり、北部も凪ぎつつある。
しかし、一見凪ぎているように見えた元浦も、中はかなりウネっていた。
外から見ると小波がちょっと割れる程度に見えたが、あまかった。。。
しかし、空は雲ひとつ無い晴天で、水中は明るい♪
久々に水中はキラキラ感があって気持ち良かった。。。
クサギンポを探すために、今日は凪ぎたら最初から元浦へ入るつもりだった。
クサギンポは水深-1m~-2m程度の水深に棲むヘビギンポで、屋久島では南西部の「栗生」では見て撮影しているが(⇒屋久島海案内: 10Lタンク1本で1日中遊んだ♪
)、北部ではまだ見かけてないヘビギンポだ。
やつの婚姻色&産卵を見るためにも、手軽に通える北部のポイントで生息を確認しておきたい。。。
ゲストD氏によるここ「元浦」にもいたという情報を頼りに探してみる事にした。
D氏のヘビベース!の掲示板情報によると、「白っぽいぶよぶよした得体の知れないものが広がっている場所」の周辺との事。。。
「白っぽいぶよぶよした得体の知れないもの(笑)」はスグに分った。
このポイントの浅い岩盤の上に広がるバラウネタケ&オオウミキノコの群生のことだろう。。。
(Dさん、これの事???⇒)
でも、今日の「元浦」ではこの水深はちょっと厳しかった!!
ちょっと静止していると、ウネリでぶっ飛ばされる!!!(笑)
落ち着いて探せやしない。。。
結局、1匹たりとも見つける事はできなかった。
つーか、これだといたとしても撮影&観察が困難だ。。。
明日はベタベタに凪ぎてくれないかなぁ~
浅場のヘビは池凪ぎじゃないとちょっと厳しい。。。
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ウネリの中、クサギンポは探せなかったけど、驚きはあった。
この環境(-2m前後)にはお洒落ヘビが多い事!多い事!!!
数え切れないほどのお洒落ヘビがそこら中で見られた。
ちょっと無理があったけど、ぶっ飛ばされそうになりながら数個体撮ってみた。
(以下3枚はすべて別個体)
たいていはウネリの中、撮影に入るとやつらのオスはビビッて、赤っぽく体色が変わってくる。
要はプレッシャーを感じるのだろう。。。
下の2枚は完全な婚姻色ではないが、こんな感じで色づくのだ。
ところがまったく色づかない一群がいる。(左写真)
これが多分、お洒落ヘビのメスだと思うのだが、まだ産卵を見ていないので定かではない。。。
ただ、気になるのが、種類を問わずヘビギンポ類のオスには通常体色時も婚姻色の元となる色素の点々らしきものが顔を中心に散在していたりする。
しかし、メスにはそうしたものは無いことが多い。
なぜなら、メスは産卵時も派手な体色は示さないからだ。
ところがこいつら(お洒落ヘビのメスかと思われる一群)には、良くみるとオレンジ色の点々が顔の下の方に散在している。。。
やっぱり、一度産卵を見なきゃダメかな。。。
夕方から風が南西に変わった。
よ~し!!明日はベタ凪ぎだぁ~!!!
またクサギンポ探しに行ってきま~す!!
ウェイトは10kgぐらい着けてやる!(笑)
お洒落ヘビももう一度撮りなおしてきまーす♪
産卵してるといいなぁ~
これじゃないです・・・。
もっと白っぽくて表面がつるっとしてて、巨大なエリンギみたいなヤツです。
名前がわかればいいんですが・・・。
いや、いや、このバラウネタケやオオウミキノコは触ると触手を引っ込めて、真っ白い肉片みたくなります。
また、もう弱った連中も同様に真っ白になるので、多分どーらさんはこれを見ていたのだと思いますよ。
ちなみにこのバラウネタケやオオウミキノコが群生しているのが-1m~-2mぐらいの平らな岩盤の上なのですが、これよりももっと砂地寄りの根ですか???
周辺のやや高い岩の上を探しましたが、まったく見当たりません。。。(泣)