さらに冷たくなったか??

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 18.0℃(体感水温)
【透明度】 10m
今日は昨日以上に体感水温が低く感じる。
せっかくのロクハンも連日の深場行きで早くもヘタってきたか???
いやいや、水温計がないから相変わらず正確な水温は分らないが、同じ頃お隣の元浦へ入った同業者がいう水温はやはり低い。。。
僕の体感水温もなかなか正確だ。(笑)
しかし、冷たい。。。
相変わらず週替わりくらいのスパンで水温ががらりと変わる。
プラスマイナス3℃は当たり前。。。


今日は例の斜面のもっと浅いところを見ようと思ったが、あまりの透明度の悪さで断念した。
やっぱ、あまり行かない方向の調査はもっと透明度の良い時に行いたい。。。
結局、その斜面のあまり奥に行くことなく、手前をじっくり見ることにした。
手前にもクレナイイトヒキベラやイトヒキベラX、そしてヤクシマキツネウオ(仮称)なんかは普通にいる。
Theイトヒキベラは婚姻色にはなっていなかったが、メスへのアタックは時折見られた。
このTheイトヒキベラとゴシキイトヒキベラのちょうど中間的な色彩のイトヒキベラXと呼んでいるヤツも屋久島にはいっぱいいる。
一瞬、TheイトヒキベラなのかイトヒキベラXなのかちょっと迷ってしまう色彩のイトヒキをたまに見かける。。。(左写真)
写真はTheイトヒキベラのオスなのだが、一時Theイトヒキベラは体側に1本のブルーラインなのに対し、イトヒキベラXは2本入る。。。などと勝手に思った時期もあったが、この写真のように2本しっかりラインが入るTheイトヒキベラもいる。
比較のために下にTheイトヒキベラ(下左写真)とイトヒキベラX(下右写真)を並べてみた。。。
この3枚はすべてオスなのだが、何か面白いでしょ???
こうして見ていくと、すべてが繋がってしまうような気がする。。。(焦)
下の写真は2枚とも2004年の12月に撮影。


こういう斜面には稀少種アヤタスキベラの幼魚~メスのステージがよく見られるのだが、ここでは今のところアヤの姿は見かけていない。
代わりに(?)シロタスキベラが沢山いる。(笑)
今の時期は6-7cmぐらいの若魚が目立ち、みな一緒に行動しているのが特徴的だ。
写真のように一斉に数匹がとぐろを巻く。。。おもろい。。。(笑)

この斜面にいるのはヤクシマキツネウオ(仮称=キツネウオ属の一種1)ばかりなのだが、たま~にTheキツネウオの幼魚(キツネウオ属の一種2)が混じってたりする事はある。
でも、10cm以上はある若魚サイズの子となると、今まで見たことはなかった。
だいぶ飛んで次は20cmぐらいのメスなら度々見かけているのだが。。。
でも、今日はとうとう見ちゃったもんね~(正確には撮った?)!!
これだけヤクシマキツネウオ(仮称)がいれば1匹くらい混じってるに違いない!!と1匹1匹見て周ったが、感触はまったく無し!
家に帰って撮った写真を見ていると。。。。
げっ!これって体側の黄色いラインが頭部でくっついてないじゃん!!!(下左写真)
う~ん。。。これがTheキツネウオの若いステージ(=キツネウオ属の一種2のやや成長した姿)かな?
ちなみに下右写真はヤクシマキツネウオ(仮称)の同サイズの子。。。
やっぱり頭部で体側の黄色いラインがくっついてる。。。


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