【ポイント】 志戸子港内
【水温】 18.8℃
【透明度】 ~10m
今日は朝から晴れて、風も弱い。
これは凪ぎたかな。。。と期待して海へ行ったが、「一湊タンク下」はまだ時折大きなウネリが入り込む。
入れない事もないが、昨日の状況を考えると、ちょっとパス。。。(笑)
今日は凪ぎの海に入りたい。。。
いろいろ考えた末、前から気になっていた志戸子の港内に潜ってみることにした。
志戸子近辺は隆起サンゴでできた海岸で、その一角を掘り下げて港にしているのが志戸子港だ。
予想ではまだサンゴが幾分残っていて、それでいて下は砂泥底、あわよくばニシキテグリなんかいたりして。。。などと淡い期待を抱いてエントリー。(笑)
でも単なる屋久島に多い港内の地形だった。。。(笑)
砂泥質の海底に、真ん中は綺麗な白い砂。
小さな岩が点在している。
砂地にはツムギハゼとサラサハゼがいっぱいいたけど、特に目立った魚はいなかった。。。(泣)
夏はもっと面白いのかなぁ。。。
再度、エントリーしてみないとダメだな。。。こりゃ。。。
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浅場に多いヨコシマタマガシラの若魚。
幼魚はここ志戸子港のようなよどんだ環境に特に多くて、今日も沢山いた。
こいつらってフタスジタマガシラの幼~若魚によく似てるでしょ~?(笑)
「えっ??そうじゃないの???」という方も多いかもしれない。。。
僕も恥ずかしながら屋久島に来て半年ぐらいは、こいつらをフタスジタマガシラとして処理していた。
だけど、浅いトコの子とやや水深を下げたトコにいる子たちとは、何か色合いが違うことに気づいた。
浅いトコの子はいつも何となく地味。。。色も薄いし。。。
それに対して、明らかにフタスジタマガシラと分る子は黄色と黒のストライプがかなり派手!
これはおかしい。。。
で、ちょっと成長した若魚なんかを見ているうちに、いつの間にかヨコシマタマガシラになっちゃった!(笑)
ほんと、2種はよく似てる。。。成魚はまったく似てないのにね。。。(笑)
幼魚同士はよく似ているのに、成魚はまったく違うというパターンはよくある。
でもこの2種の場合、一番よく似てるのは若魚同士で、幼魚はむしろ見分けやすい。
ヨコシマタマガシラは割と白っぽい子が多いのに対し、フタスジタマガシラは幼魚時からかなり派手だ。
下左写真の子は3cmぐらいの幼魚なのだが、このまた下のステージの子は2種とも自分でもまだよく分っていない。。。
どっかにいないかな。。。
比較のために以前撮った(⇒2004/08/20撮影)フタスジタマガシラの幼魚を並べておく。(下右写真)
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