なんだかなぁ。。。

【ポイント】 ゼロ戦パッチ/一湊タンク下
【水温】 22.9℃
【透明度】 15m~
前日の夕方、ゲストと天気図を見ながら今日の予定を立てた。
「確実に冬型は崩れつつあり、今日以上に凪ぎるっ!」
それが昨日の予測。。。
ところがどっこい!(古っ!)
昨日以上に北西の風は強く吹き、海は大荒れ!
ちょっと時化るくらいなら良いのだが、かなりの荒れっぷり!
今日こそ3本!の予定が、静かにフェイドアウト。。。(笑)


今日はデジタル一眼購入希望のゲストに僕のカメラを貸した。
1本目はそんな彼に心行くまで使い心地を確かめてもらうため、ゼロ戦に放置し(笑)、懸案事項だった「大時化前から放置してある浮性ロープ」の無事を確かめに行く。
仮止め程度の状態だったが、何とか持ちこたえたようで無事水面に出ることなく水底でプカプカしてた。。。(爆)
代わりに沈性ロープが1本無くなった。。。(涙)
どこに行っちゃったんだろう。。。?
———————
現在、このサイズ(2-3cm)のブダイベラ(yg)をあちらこちらで見かける。
ブダイベラの幼魚は見ての通り、ホンソメワケベラの幼魚とクリソツなので、意外に気づかない人も多いが、屋久島では結構多く見られる。
でも、なぜか成魚オスは未だに見た事がない。。。
もしかしてこれも僕が気づいていないだけ???
地味なだけにありうるかも。。。(焦)
ちなみに右写真でフタイロハナゴイ(yg)の体を綺麗にクリーニングしている右側の魚がホンソメワケベラの幼魚。
マジで似てる。。。(汗)

「一湊タンク下」の-25m付近にかれこれ1年半に渡って完全な成熟オスに成り切れないままの状態でいるスミレナガハナダイがいる。(→屋久島海案内: スミレナガハナダイの性転換
この「おかま」さんは、成熟オスのトレードマークでもある体側中央の通称「サロンパス」がいつまでも薄いまま。。。
同所には他にオスの姿はなく、メスが3匹ほど見られるのだが、いつここを通りかかってもオス独特の派手な体色になっているのを見た事がない!
でも、しっかりメスへの求愛はしているのだ。
ここで産卵を見たことはないので何とも言えないが、オスとしての誇示行動はしっかり行っている。
なぜ、成熟した見事なオスになれないのだろうか。。。?
ひとまず思い当たること。。。
「お宮前」の-20m付近に”オス1:メス多”のハーレムがある。
ここのオスは普段は淡いピンク色の体色だが、求愛時のみどギツイ赤中心の体色となる。
そのハーレムに隣接して-30m付近にも別に”オス1:メス多”のハーレムがあるのだが、そこのオスも同様の体色。
ところが「お宮前Part2(仮称)」や「黒瀬」など、オスだけでも20匹近くはいるような大きなまとまった群がりでは、すべてのオスが常に、いつ行っても真っ赤などギツイ体色をしている。。。
つまり競争の激しい都会(黒瀬)のオスと競争のまったくない田舎(一湊タンク下)のオスとでは、心の状態も体の状態もまったく違う!って事か???(笑)
継続観察が楽しみだ♪


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