晩秋の「横瀬」

【ポイント】 横瀬/漁礁&ゼロ戦パッチ/一湊タンク下
【水温】 24.2℃
【透明度】 ~10m
昨日よりはやや凪ぎた感のある一湊湾内。
早速、ボートポイントへ行ってみることにした。
まだまだ岩に白波が当たって浅場はウネウネしているが、今日のゲストは上級者のみ。。。迷わずエントリーする。
午後にかけて少しづつ海況がよくなってきたが、結局夕方まで浅場のウネリは取れなかった。
コウワンテグリたちも、このウネリで産卵上昇も大変そうだった。。。(笑)


1本目は「横瀬」へ。
オヨギトラギスが沢山群れる側の平地へ下りる。
夏場はいろいろな魚が沢山見られたが、水温が下がって魚影はやや薄かった。
それでも変わらず多く見られたのがオヨギトラギス。
数匹の群がりがそこらじゅうで見られた。
これらを追い立てているうちに十数匹が1ヶ所にかたまり、ホバーリング。
浅場に帰ってきて、サンゴの中にいるダンゴオコゼ(下右写真)やカサイダルマハゼ(下左写真)を撮りながら安全停止。。。
ウネリが凄すぎて、なかなか身体が安定しない。
キンギョハナダイの群がりもウネリに負けて横に広がる。。。
コガシラベラだけは変わらず、群れ産卵&ペア産卵を行っていた。


2本目は「漁礁&ゼロ戦パッチ」へ。
ツバメウオは水温に関係なく、常に50匹くらいの群がりは安定して見られている。
透明度がやや悪く、帰りはかなり大回りしながら浅場へ帰ってきた。
ボートダイビングなのにメチャクチャ泳ぐぅ~!!とゲストに怒られてしまった。。。(笑)
このポイントは未だにEN/EXの場所に毎回悩んでしまう。
3本目はのんびり「一湊タンク下」へ。
やはり3本目はどうしても日没1時間半~2時間前ぐらいの時間になってしまう。
となると、最後はやっぱりデバガメでしめる事になる。
水温は24℃台にまで下がったが、依然としてコウワンテグリの産卵はコンスタントに見られている。
今日の産卵時間は17時12分。
日没7分前に初上昇。
だいたい毎日、常に一定しているようだ。
ただ高水温時に比べ、1匹のオスがこなす産卵が少なくなってきている。
今日は2匹のメスに同時に求愛していたが、結局1匹のメスと産卵したらどこかへ行ってしまった。。。
産卵前、2匹のメス同士の喧嘩が面白かった。
オスの取り合い???
羨ましい限りだ。。。(笑)
さて、いつまでやつらの繁殖期は続くのかな?


左・ランデブー中のオス&メス / 右・求愛中


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2 Comments

  1.  2日間ありがとうございました。
    寒くて、海況もいまひとつでしたが、
    満足して帰ることができましたよ。
    キツネウオのことは改めてこれを読んで
    だいぶ理解できました。
    僕なりの見解もいくつか思いついたけど、
    これはもう少し整理してから改めて・・・。
    コワンテグリ、左の写真は
    縦にトリミングすると、取り残されたメスも
    ぼんやり写っていたんですよ。(笑)
    しかし、T 谷さんの画像はコンパクトデジ
    とは思えませんね。
    一眼レフの立場がないぞ。
    もう少しテクを鍛えて出直します。(^^;;

  2. 魚っちゃーさん、お疲れ様でした!
    満足して頂けて良かったです♪
    そうそう!
    僕の泳ぎはどうでした???(笑)
    ゆっくり&まったりだったでしょ?(爆)
    > 僕なりの見解もいくつか思いついたけど、
    > これはもう少し整理してから改めて・・・。
    ぜひ、お聞きしたいです!
    例の成魚2種、幼魚2種を見てどのように感じましたか?
    結構、自分自身、「思い込み」の罠にはまりつつあるので、ここらで第3者の意見をお聞きしたいです。
    お願いしま~す!


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