ニセカンランハギ玉！

【ポイント】　一湊タンク下/一湊タンク下/一湊タンク下
【水温】　28.5℃
【透明度】　～15m
何やら西寄りの風が強い。。。
少しづつ矢筈岬の西面に白波が当たりはじめ、２本目に入るころにはかなりの時化っぷり！
案の定、「お宮前」は最悪の透明度＆ウネウネ。。。
ほんとうはもっと明るいポイントなんだけどね。。。（泣）

それでも１本目はなかなか気持ちのいい海だった。
透明度も良いし、青も気持ちよかった。
ところが、２本目から急変！
あまりのウネリっぷりにゲストの１人はゲロォ…(T┰T )ゲロォ…(T┰T )状態。。。
だ、大丈夫っすか。。。？

その「お宮前」ではスダレチョウチョウウオを初記録。
かなり立派な成魚なので、この周辺に前々からいたのかもしれないが、今まで気がつかなかった。。。
先人によると記録自体はあるようだが、屋久島ではかなり稀なチョウチョウウオだ。
写真を撮りたいが、ボート慣れしてしまった今の僕としては、もうこのポイントにビーチからエントリーする気はおこらない。。。（笑）

3本目はゲストのリクエストで「ウミウシ・オンリー」のダイビング。
初夏、とても多く感じたウミウシ類も、真夏に入っていまひとつ目立たない。
今日も３人でかなり入れ込んだが、11-12種程度の確認。。。
ウミウシを探していると、壁面や水底付近に目が釘付けとなるわけだが、突然周りが真っ暗になったので、顔を上げてみると。。。
お～！！！さ、魚の群れに囲まれている。。。（汗）
しかも、その魚たちはニセカンランハギ！！
その数は半端ではなかった。
数千の群れ！！（注意：言い過ぎではない！（笑））
ニザダイの仲間なのだから、群れてもおかしくはないのだが、こんなニセカンランハギの大きな群れははじめて見たので、かなり驚いた。。。
あまりの多さに前が見えな～い！！
とっさにゲストを振り返ると、そんな状況でもウミウシ探してるしっ～！！（爆）
急いでそのゲストを呼ぶとそのニセカンランハギ玉に完全に囲まれてしまった。。。
いや～驚いた！
ニセカンランハギもこんなに大きな群れをつくるのね。。。（焦）
って言うか、一湊タンク下にもこんなに沢山のニセカンランハギが棲んでいたのね。。。知らなかった。。。
１ヶ月ほど前から、その一湊タンク下には巨大なアラレフグ（？）が棲みついている。
大きさは50cmぐらい。
あちらこちらで見られ、かなり広範囲に移動しているようだが、大きいのでかなり目立つ。
何やら顔面に傷を負っているようだが、突如あらわれた彼に一湊タンク下の住人たちは冷たいようだ。。。
僕らが寄ってもいつも逃げの体勢だ。（笑）
かわいそうに。。。
どこから来たの？君ぃ～？

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