一湊タンク下三昧。。。

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 28.3℃
【透明度】 ~20m
朝から北~東寄りの風が強く、矢筈岬を境に東側のポイントは軒並み時化た。
一湊湾内は凪ぎ、1本目奥、2本目中、3本目手前とタンク下で3本。
すべてボートでエントリー。
このポイントはエントリー&エクジットの難易度、ポイントの広さからボートでのエントリーが正解だとは思うのだが、そのためにはアンカーをかける必要がある。
そうすると多かれ少なかれ、ポイントはどんどん荒れていく。
できれば常設浮きブイを設置したいところなのだが。。。


1本目はピグミー&イトヒキの里奥の院まで足を延ばす。
「一湊タンク下」でピグミーの着くウミウチワはたった1枚。。。
このウミウチワがボロボロになっていた。
真ん中に大きな穴が開き、ウミウチワ全体に藻のようなものが生えていた。
2匹のピグミーが無事に着いてはいたが、このままではヤバイかも。。。
水温が上がり、あらゆるイトヒキベラ類の婚姻色&求愛が見られるようになってかなり経つが、未だにイトヒキベラXのそれは見られていない。
写真のようなメスらしき子(?)は至る所で見られるが、オスの婚姻色はまったく見られない。
今週末のゲストは伊豆大島常連の方々だったので、このイトヒキベラXを伊豆大島で見られるTheイトヒキベラと比べてもらったところ、Theイトヒキベラというよりはゴシキイトヒキベラだと思ったらしい。。。
元々、日本ではゴシキイトヒキベラという魚自体が、間違って我々ダイバーに認識されている可能性もあるので何とも言えないが、少なくともTheイトヒキベラとはまったく違う印象を持ったとの事だった。
未だ、イトヒキベラXに関しては、な~んの進展も無い。。。(笑)
ここ1ヶ月、タンク下の-15m付近にコマチコシオリエビやバサラカクレエビなんかが着いているハナウミシダが1匹棲んでいる。
元々、潮通しが良いとは言えないタンク下ではハナウミシダ類を見ることは稀なので、かなり目立つ。。。
もう少しタンク下が潮通しの良いポイントだったら、こうしたハナウミシダやウミウチワが増え、環境がバラエティーに富んで面白いのに。。。

冬場はまったく見られず、水温が上がってからは1cmにも満たないような極小のチビがボチボチ見られるようになったシャープアイピグミーゴビーだが、最近は皆ある程度大きくなって(2cmくらい?)、被写体として撮りやすくなってきた。
成長の早さには驚く。


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