タンク下三昧の4日間

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 26.5℃
【透明度】 15m~
3日から滞在中のゲストK氏のダイビング最終日。
結局、強風の4日間で海況はイマイチ。。。
4日間合計11本中、途中「魚見」に1本入ったものの、あとの10本はオール「一湊タンク下」!
唯一入れたポイントが一番のメインポイントだったのが救いだった。
今のタンク下はかなり面白い!
タンク下だけで、まだ更に10本は行ける!(笑)


1本目は昨年、ピンテールフェアリーラスアオスジオグロベラアオスジスズメダイなんかが見られたタンク下のずっと沖の斜面に遠出。
エントリー早々、-6m付近にあるオオハナガタサンゴの上あたりが何やらいつにも増して暗~い。。。
近づくにつれ、何やら大きな黒い塊がうごめいているように見える。。。
更に近づくと。。。
お~!!メアジ(?)の大群だ~!!
もの凄い大群が狭い範囲にギューギューに詰まっている。。。いったい何匹いるんだろう???
1万?2万?
真ん中には巨大なカンパチが数匹。
このカンパチはメアジの大群に囲まれて、まるで洞窟の中にいるような状態。。。
昨年の11月ごろ、各所で頻繁に出会ったメアジ(?)の群れ。(→屋久島海案内: 今日もロリロリ。(?))
まだ、この近辺にいたようだ。
沖の斜面は期待したほどではなかった。。。
昨年見られたような前記の魚たちは、まったく見られなかった。
ハナハゼやオグロクロユリハゼが異様に多かったけど。。。
—————————-
2本目はホタテツノハゼで粘ることに。
ゲストが粘っている間、1人でブラブラ遊ぶ。。。
昨日、見つけたキツネウオ属の一種1は、昨日とまったく同じ場所にいた。
いや~しかし、あっという間にブダイ系の幼魚やイトヒキベラ系の幼魚が爆発状態になってる。。。
イトヒキベラXらしき幼魚(ゴシキ似)もボチボチ見られる。
成長過程を追うのなら今がチャンスなのだが、なかなか。。。
カメラも修理中だし。。。(笑)
こいつらもあっという間に大きくなっちゃうんだろうな。。。
やばいな~
—————————-
最後は浅場でのんびり。
ハナゴンベのチビからスタートして、普段はあまり通ることのないコース取りで-10m前後の水深をうろつく。
これは!という生き物には会えなかったが、なかなか面白かった。
ジャノメナマコにはナマコマルガザミのチビがチョロチョロしていた。
写真の成体も卵を抱いているようだった。
10Lを背負っていたにも関わらず、かなりエアーが残っていたため、更に普段は足を踏み入れる事のない水域に行ってみた。
ここはテーブル状のサンゴがいっぱいあるのだが、いや~行って良かった!!
今年はなかなか見られないなぁ~と思っていたナミスズメダイの極小チビをようやく見つけた!
最近、メチャ多いフタスジリュウキュウスズメダイ、ヤリカタギのチビに混じって1匹。
更にそこにはクラカオスズメダイ(?)の極小チビも3匹混じってた。
こいつらも今季初だ。
最後の最後に見つけたシチセンベラ。
しかも、オスかな??
シチセンベラは昨年も7月に1回見た切り(→屋久島海案内: ポイント調査は続く。。。)、その後はまったく見ていない。。。
かなり追い掛け回したが、一定の場所から離れようとしない事から、多分この近辺にいつもいる子なのだろう。。。
前回は1回見た切りとなってしまったが、今度はしばらく遊べそうだ。
かなり大きいけど、仲間はいるのかな?
しかし、赤い縞模様がかなり派手なベラだ。


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ジャノメナマコに着くウミウシカクレエビ | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 - へ返信する コメントをキャンセル

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