指示棒探し

【ポイント】　一湊タンク下/お宮前
【水温】　23.5℃
【透明度】　10m
11:00の便でゲストが来られるので、急いで午前中に潜る事にした。
というのも一昨日、指示棒を失くしたので、その回収を。。。
でも、なぜかカメラを持って。。。（笑）
空港までの時間を考えつつ、時間を逆算すると60分の潜水時間が取れると踏んで入ったが、60分経った時点で引き返してたんでは間に合うはずがない。。。（笑）
それでもほとんど待たせる事なく、お迎えできたのは法廷速度を守らなかったからに他ならない。。。（爆）

5月の下旬ごろから
クロメガネスズメダイの婚姻色→メスの呼び込み→産卵
を盛んに見るようになってきた。
今日も産卵を目撃した。
クロメガネスズメダイの婚姻色はほとんど知られていないと思うが、こんなやつだ（左写真）。
通常時よりも体色が黒っぽくなって、背中に白っぽい鞍状の縞が何本も入る。
この状態でブルブル小刻みに震えながら、近づくメスに求愛する。
次の瞬間には反転し巣穴に帰る動作を何回も繰り返す。
これはメスを自分の巣穴に呼び込むための動作だと思う。
今日見た巣穴は写真のように岩の下方にある小さな穴の中。
実は産卵自体は隠れちゃって見えなかったのだが、産卵をしている事はほぼ間違いない。
クロメガネスズメダイの卵は通常、石の下に産むことが多いので、この固定された岩の穴を巣穴としている今日の子のような場合、きっと穴の天井付近が産卵床になっているのだろう。。。
普段、このクロメガネスズメダイは雌雄を見分けるのは至難の業だが、産卵時に限ってオスメスが分る。
今日はメス（下左写真）を見てちょっとした疑問が。。。
クロメガネスズメダイは幼魚の頃、大きな眼状斑が背中にあるが、これは成魚になっても残っている子が多い。
たまに眼状斑が無い子や眼状斑が小さな子を見かけるが、これはずっと繁殖可能なオスだと思っていた。
ところが今日のカップルはオスは大きな眼状斑を持っているが（下右写真-上の婚姻色オスと同じ個体）、メスの眼状斑はメチャ小さかったのが気になる。。。
とりあえず、眼状斑では雌雄を識別できないかもしれない。。。
しばらく他のカップルも観察して統計を出してみるしかない。


左・メス/右・婚姻色の褪めたオス
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最近、「一湊タンク下」の-15m付近にいるハダカハオコゼがペアリング中だ。
きっと、夕方に行けば産卵が見られるかもしれない。
産卵行動はツマジロオコゼなどと似ているのだろうか。。。？
いつも同じような場所にいるため、時間さえ調査すれば確実にデバガメ・ネタとして使えそうだ。
ハダカハオコゼも雌雄を見分けるのチャンスはこの産卵期かもしれない。
メスはお腹が卵でパンパン状態なので分りやすい。（下右写真）
オスよりもひとまわり大きいような気がする。。。
オス(下左写真)はガリガリだけど、きっとメスに精気を吸い取られているに違いない！！（笑）


左・オス/右・メス
あっ、指示棒は昨日、同業者が回収していてくれました♪
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午後からゲストとスノーケリングをした。
折からの北東の風が強く、本来入る予定だった「元浦」はイマイチ。。。
試しに「お宮前」にスノーケリングで入ってみた。
そしたら、これが大当たり♪
タンクを背負わないスノーケリングなら例の急坂も楽チン楽チン♪
スノーケリング・ポイントの条件として

水面から魚を見る事がほとんどなので、浅い明るい水域が広い範囲にあって、魚がいっぱいいる事。
10m以上の深場もあってスキン・ダイビングも楽しめる事。
エントリーしてから休める岩場が点在している事。
エントリーもしやすい事。
湾になっていて割と静かな事。

などが挙げられるが、「お宮前」は合格！
浅場にキビナゴが溜まっているため、たまに大物も入り込んできて、それをスノーケリングで観察する事も可能だ。
ここでスノーケリングをやっている人を見たことがないが、なぜだろう。。。？
今度からスノーケリングは、ここを使おっと！

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