【ポイント】 吉田
【水温】 23.5℃
【透明度】 ~10m
北東の風がやや強く、北部でも入れるのは西側寄りのポイントのみ。
今日は他店の助っ人として午後から2本ガイド。
1本目は久し振りに「吉田」に行ってみた。
コブシメの産卵が低調気味になってから、あまり「吉田」には期待していなかったが、1組のペアがウスサザナミサンゴの上で産卵中だった。
そしてそのウスサザナミサンゴの下ではコウイカが産卵中だった。
コウイカの産卵は僕も初めて見たのだが、こっちの方が見応えがあった!
2本目のタンク下もそうだったのだが、今日はメチャクチャ透明度が悪かった。
とくに時化たわけでもないのに。。。
1本目の「吉田」では久し振りにコブシメの産卵が見られた。
ウスサザナミサンゴの上で1組のペアがダイバーが近づいても逃げることなく、産卵を繰り返していた。
静かに、そして順調に産卵を続けるメスを、オスが穏やかに見守っていた。
ところが、今日の見物はこれではなかった!!
その同じウスサザナミサンゴの下にコウイカのメスが産卵していたのだが、これを取り巻く2匹のオスが何やら凄いことになっていた。。。!!
遠くからでも分るくらいに2匹のオスはドギツイ蛍光ブルーに体色を変え、大喧嘩を繰り返していた。
僕も初めて見たので、これにはゲストと一緒にかなり興奮してしまった。
多分、大きい方のオスがメスの彼氏なのだろうが、やや小さな方のオスがしきりに産卵中のメスに干渉しようとする。。。
その都度、大きなオスは怒って体全体の体色を変え、その間男(?)を追い立てようとする。
ここまではコブシメなどでもよく見かけるシーンなのだが、今日のコウイカのオス2匹はちょっと違った。
通常、コブシメなんかでは大きい方のオスが追い立てると、小さなオスは尻尾を丸めて逃げていくのだが、今日のコウイカの間男はなかなか諦めようとしない。
追い立てられると、逃げるのではなく、それに対抗して自分の体色もドギツイ蛍光ブルーに変え、もう一方のオスにぶつかっていく。
そして執拗にメスに干渉しようとする。
それも大きい方のオスはぴったりメスにくっ付いて守っているにも関わらず、正面から堂々とメスに突っ込んでいくのだった。。。
もうその2匹のオスには僕らダイバーの姿なんか見えていないのだろう。。。
10cmぐらいまで近づいても、僕らの目の前で2匹のオスは威嚇のポーズをとったまま、まったく逃げだす気配もない。。。(汗)
突然、攻撃なんかが始まっても、ビックリしたのは僕らの方だったりする。。。(笑)
とにか驚いたのはこの2匹のオスの体色だ。
写真で説明できないのが悔しいが、綺麗な蛍光ブルー!
コブシメのオスも求愛時、派手な縞模様を蛍光ブルーに輝かすが、その比ではなかった!
しかし、コウイカってこんなところにも産卵するんだ。。。知らなかった。。。
No comment yet, add your voice below!