調査ダイビング

【ポイント】 横瀬/泊川/一湊タンク下
【水温】 22.3℃
【透明度】 15m~
今日も穏やかな北部。
天気も良く、ゲストもいないのに3本も潜ってしまった!(笑)
と言うのも、土曜日だと言うのに今日は同業者4店がボートに乗りあって調査ダイビングをする事になったのだった。
普段はめったに潜れない横瀬や泊川へ。
今日は大潮という事もあって潮も速くなかなか調査らしい調査がなかなか出来なかったが、水温も高く気持ちよかった♪
しかし、屋久島に来るダイバーは未だにほとんどいない事を実感させる。。。(焦)
いても体験ダイビング希望の観光客ばかり。。。っていうのが屋久島の今の現状だ。


毎回、横瀬では巨大マダラトビエイやウメイロモドキの大きな群れなんかに会うんだけど、今日は透明度がイマイチでまともな写真は撮れなかった。
今日もワイドレンズをつけてのダイビングだったので、「Field Note」が書けな~い!!
あっ!今日は横瀬のコガネスズメダイの群がりをじっくり見てみたのだが、ほとんどがTheコガネスズメダイだった。
ここは僕が観察しているポイントの中でも最も潮通しの良い場所。
ここよりもやや手前の「横瀬Part2」ではコガネスズメダイの近似種の方が多い。
ここも潮通しは良いのだけど。。。
で、潮通しはあまりよくない「一湊タンク下」にはTheコガネスズメダイしか見られない。
う~ん。。。こいつらの棲み分けがイマイチ分らんっ!
コガネスズメダイの近似種→深くて超潮通しの良い場所に多い。
Theコガネスズメダイ→浅くてやや潮通しの良い場所に多い。
そう思っていたけど、何か違うみたい。。。(焦)
3本目は残タンクを利用して、一湊タンク下へ。
相変わらず2匹のオスメスが産卵していた。
周りに他に3匹のチビ・オスがいたが、そいつらがウスサザナミサンゴで産卵中のメスに近づくたびに、大きなオスは追い払ったりしていた。
何か今年はコブシメの産卵がイマイチのようだ。。。
本当なら十数匹のコブシメがひしめき合った写真を撮りたいのだが、今年はまだそのような大産卵を目撃していない。
せいぜい6-7匹といったところ。
一昨年は30-40匹の大産卵が見られたと言うから、年々規模が小さくなっているような。。。
ウスサザナミサンゴも元気ないし。
よくダイバーの環境破壊が話題になるが、屋久島の場合、ダイバーが少ないことは明らかなので、他に原因がある事が容易に想像できる。。。
いったい、それは何だろう???
そして、相変わらずヒレナガカンパチの大きな群れが干渉してくる。。。
この時期増えるキビナゴの群れを狙っての事だろうが、ダイバーが現れると、そっちの方に興味を持ってしまうようで、しばらく周りをグルグル周ってる。
「わっ~!」とこちらから追い払わない限り、ずっと周ってるからちょっとウザい。(笑)
最近は一湊タンク下に入れば、ほぼ90%ぐらいの確率で巻かれている。


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