【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.0℃
【透明度】 15m
今日は暑かった~!!
車の中は蒸し暑くて、Tシャツになりたい気分だった。
海の方はすっかり(?)凪ぎて、北部はどこも潜水可能。
日頃から、あれも調べたい、これも調べたい、とやりたい事が山積みなのだが、いざ、どこでも入れるよ~♪という時は、一湊湾内が見渡せる所に車を止めて、しばし、どこに入ろうか迷ってしまう。。。
結局、僕の頭の中では今日も「ぶっ飛びヘビギンポ探し」に軍配が上った!
エントリー前から岩場の下を覗くとキビナゴ(???)がウジャウジャ水面直下に集結しているのが見えた。
そこに上からドボーン!
しばらく泳ぐと、凄い事になってた。。。!
昨日まではこいつらどこにいたんだ???と不思議に思ってしまう程の数のキビナゴが-5m付近に集結。
その群がりが一匹の生き物のようにうごめく。
しばらくは無視して、そのど真ん中をぶっちぎって泳いでいくと。。。
何やら群れ全体が騒がしくなってきた。
見るとヒラソウダ20匹ぐらいの一群が、真横をビュンビュン飛んでいて、たまにこのキビナゴの群がりにあらゆる方向から突っ込んでくる!
そのたびに一斉に形を変えるキビナゴの群がり。
あまりのカッコよさにしばし、岩に張り付いて観戦。。。
なぜか僕のそばから離れようとしないキビナゴたちに向かって、ヒラソウダが高速で突っ込んでくる。
右から来た~!!と思ったら、今度は左から!
左から来た~!!と思ったら、今度は右から!
たまにもろにぶつかって来そうになるやつもいてちょっとスリリング♪
僕は岩から上半身だけを乗り出して、左から右へ抜けていくやつらは無視して、右から左へ抜けてゆくヒラソウダだけに絞り激写!
F1レースを撮影するカメラマンのように、その超特急で通り過ぎるヒラソウダを流し撮りっ!(笑)
すっかりマクロ(105mm)レンズである事を忘れ夢中になってしまった。。。
そうこうしている内に突如集まってくる100匹程度のヒレナガカンパチの大群!
こいつらはキビナゴではなくて、僕の吐く泡に興味があるみたい。。。
っていうか、絶対そうだ!!
やつら、完全に僕を狙ってる。。。(汗)
気がつくともう50分を経過していた。
あっ!ヘビギンポ!!
そこから急いで沖に出るが、今日も「ぶっ飛びヘビギンポ」なんて見つからなかった。
でも、まーいいや。。。面白かったし。。。(笑)
ヘビギンポを探していたら、セホシサンカクハゼのオス(左写真)が婚姻色となってメス(右写真)の後追いをしているのを見かけた。
つまらない突っ込みでごめんなさい。
伊豆でも夏から秋にかけてソウダガツオの疾走を目にすることがあるのですが、あまりに速い動きでカメラのピントを合わす事すら出来ません。(ちゃんとカメラに収めてるしげるさんは凄いなあ) そこで、この時いつも疑問に思うのが、
「あれはヒラソウダなの? マルソウダなの?」
と言う事です。検索図鑑を見ても、海の中を疾走する姿ではとても見分けられると思えませんでした。そこで、定置網漁で揚がった両種をまじまじ見比べて漸く納得した次第です。
屋久島のソウダは、動きやパッと見のフォルムで何かキーポイントがあるのでしょうか。是非教えてください。宜しくお願いします。
すみません!テキトーです。。。(笑)
でも、マルソウダってかなり細長いですよね?
体高もかなり低いという印象がありますが。。。
定置網漁で揚がった両種を実際に見ているとの事ですが、どうでした?
逆に聞きたいです♪
僕は正直言って、今までむしろスマとの違いで悩んでいました。。。(笑)
(写真で見ると一発で判別可能なのですが。。。)
もしよろしければ、下記のページをご覧ください。僕はこれをどうしても海の中で見分ける自信がありません。漁師さんに聞いても
「適当」
とのこと。
http://homepage2.nifty.com/ALABAMA/harbor/Harbor-101-150/H-107-souda-2.htm
スマ? あれれ、そんなの考えてもいませんでした。お恥ずかしい。
見させて頂きました。
こんな事もやってたんですね!
いや~相変わらずの探究心には頭が下がります。。。!
ところで、ねよしさんのサイトの2匹はかなり小さいようですが、これは若魚ですか?
(2匹を片手で鷲掴みしていたので。。。)
僕には両方とも屋久島で見るヒラソウダ(?)と同じ種類には思えないのですが。。。
かなり体高が低いと言うか、細いと言うか。。。
両方ともマルソウダだったりしませんか?
う~ん。。。また宿題が増えてしまう~!!(笑)
更にくどくて済みません。
>> 両方ともマルソウダだったりしませんか?
ギクッ。当日は漁師さんと一緒に見分けたつもりだったのですが・・・。体長はおよそ35cmというところだったかと思います。
では、念のために下記ページをご覧下さい。これは本職の水産試験場の方が識別したマルソウダとヒラソウダです。こちらだとしげるさんのイメージ通りでしょうか。
話を振ったつもりが自分の宿題として跳ね返ってきて少々うろたえ気味です。
http://homepage2.nifty.com/ALABAMA/topics/Topics-150/T-108-sakanamatsuri-2.htm
> 更にくどくて済みません。
いえいえ、こちらも勉強になり、刺激を受けるのでツッコミは大歓迎です!!
> 体長はおよそ35cmというところだったかと思います。
やはり小さめですね。。。
水中での目視なので、個人差があるかもしれませんが屋久島で現在飛び交っているヒラソウダ(?)は50-60cmはあると思います。
しかも、丸々太っています。
イメージとしては、その水産試験場の方が識別したヒラソウダがまさに!という感じです。
丸々太っちゃって、体高も高いっ!
やっぱ、マルは細いですよね。。。???
「第108回 小田原さかなまつり – その2」を見て思ったのですが、ヒラとマルは顔が違いませんか?
これは成長過程で違うのかもしれませんが、頭付近の高さに対して眼経の割合がマルの方が大きくないですか?
まぁ、分りやすく言えばマルの方が眼がでかいですよね?
ヒラはつぶらな瞳と言った感じがします。(これは体が大きいからしょうがないのかな。。。?)
それとマルと前回URLの2匹は、背中がずいぶん黒いようですが、これは光の加減でしょうか。。。?
どちらがマルで、どちらがヒラかという事は置いといて、この4匹を取り合えず2種類に分けろ、と言われた場合、僕は今回URLのヒラと残り3匹に分けたくなります。。。(@_@)
第107回 定置のソウダ – その2
前回の本コーナーで富戸のソウダガツオの内、マルソウダをご紹介しました。でも、そうなると、
「じゃあ、一体ヒラソウダってどんななの? マルとどう違うの?」
というのが気になりますよね。それでこの所、定置で揚るソウダを一匹ずつ睨んでは
「マルなの? ヒラな…
第108回 小田原さかなまつり – その2
さて、さかなまつりの出店のつみれ汁、たかべのさつま揚げ、サザエのつぼ焼きでお腹も膨れたところで、更に会場内を歩いてみました。