ボートでアクセスが正解。

【ポイント】 横瀬/お宮前
【水温】 17.8℃
【透明度】 10m
北部の海は完全に凪ぎて、池のようになった。
5週間にわたって週末は冬型の気圧配置が続き、大荒れに荒れ寒かったが、今週末はようやく静かな、そしてまずまず暖かい週末になった。
しかし、今度は海の中が。。。
相変わらずの浮遊物が舞う透明度の悪さと、水温の低さ。。。
昨年の今頃はこんなに水温が低かったっけ???


今年初めてのボートダイビング。
1本目は「横瀬」へ。
いつもビーチからよくアクセスする「横瀬Part2」の隣のポイント。
「横瀬Part2」はギリギリ、ビーチから行ける(?)距離だが、隣とは言え、この「横瀬」はちょっと厳しい。。。(笑)
つーか、普通、どっちもビーチからはいかねーって!(爆)
今日はゲストが常連さんだった事もあり、ほぼ調査ダイビング。
突然現れたウメイロモドキとニセタカサゴの群れ、この辺りに多いカスミチョウチョウウオ、ムレハタタテダイの群がり。。。どれも透明度が良ければ、もっと気持ちがいい光景に違いないが、今日はまずまずと言ったところ。
一湊界隈は全体的に浅く、水深-30mに達するのは至難の業なのだが、ここ横瀬では簡単に深場に下りる事が可能。
この近辺では屋久島に来て初めて、-40mまで下りてみた。
潜り慣れていないポイントで、しかも久々の-35mOVERだったので、落ち着いて魚を見ることは出来なかったが(笑)、手応えはあった。
普段、潮の流れがほとんどないビーチポイントでは見ることのないトサヤッコのハーレムがあったり、カシワハナダイの婚姻色&求愛、スジハナダイの群がりなど、懐かしい顔にいっぱい出会えた。
もっと落ち着いてよく調査すれば、いろいろな人気種も見つかりそうな雰囲気なのだが、もう少し頻繁に通えないと厳しいかな。。。
2本目は普段はビーチからせっせと通っている「お宮前」にボートでエントリー。
いや~楽だわ。。。(笑)
出来れば毎回、ここにはボートで通いたいなぁ。。。(爆)
数ヶ月前までは割と珍しいと思っていたマツカサウオも最近では、「お宮前」の-25m以深ではかなり普通に見られる事が分ってきた。
ちょっとした岩やサンゴの隙間や下を覗くと、1~2匹は成魚が隠れている。
こうしてちょっとづつ、屋久島では何が普通種で何が珍しいのか分っていく過程はとても楽しい♪

また新しいヘビギンポを見つけた。
よくゲストが沖縄などで撮ってきた写真を見せてくれ、「これ何ヘビギンポ?」と聞かれる事が多いやつ。
屋久島にもいた♪
ここ最近、いろいろなヘビギンポが見つかる。
最初は屋久島はヘビギンポが少ないなぁ~と思っていた事があったけど、とんでもない!
かなりの種類が見つかった。
ヘビギンポの仲間は図鑑やネットなどでは満足に紹介しているものがないため、イチから自分で調べていかねばならないのだが、その第1歩がその種類の婚姻色を調べる事。
このヘビギンポの場合、アゴのあたりに黒い点々(色素)が見られる。
きっと「平内」で先日見つけたオシャレヘビギンポ(仮称)の婚姻色やクロマスクの婚姻色のようになるような気がする。
ちょっと楽しみだ。。。


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