【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.0℃
【透明度】 ~10m
今日は1日雨が降る。。。
しかも、暗~い。。。
気分も暗~い。。。(笑)
気温はそれほど低くはなかったが、昨日までの暖かさはなく、ちょっと肌寒い。
雨の中、6mm半を着るのが辛い。
予想通り、水中も暗~い。。。
しかも、今日は透明度もメチャクチャ悪かった!
何の気なしに、中層移動で沖に向かう。
最初の頃、通いまくった「イトヒキの里・奥の院」へ。
いつの間にか、こんな透明度でも余裕で-5mキープで沖に出れるようになっている自分に驚きつつ、-30m付近で潜降。
久し振りの「イトヒキの里・奥の院」は、かなり寒かった。。。ネタ的に。。。(笑)
春~夏はクレナイイトヒキベラやピンクフラッシャー、ツキノワイトヒキベラで賑わっていたのに、今はベニヒレイトヒキベラの小さなハーレムが1つ残るのみ。
この寂しさは季節的なものなのかもしれないが、ちょっとガッカリ。。。
そんな中、変わらず生き残ってスクスクと成長しているやつもいたっ!
昨年8月からずっとここで暮らしていたシテンヤッコのチビちゃん、まだ生きてた。。。(汗)
スクスクと成長しているようで、もう色彩的には成魚!
でもサイズは6-7cmぐらいだから、まだ若魚だね。
8月に見つけたばかりの頃はこんなんだった。→シテンヤッコ : 屋久島 Fish Watchers
半年でこんな成長を見せるんだね。。。ちょっと感心。。。
タンク下の-25m付近では通年、キツネウオの成魚たちが中層を舞っている。
数え切れないほどのキツネウオの中にオスが数匹混じっているのだが、メスに求愛する時やオス同士でケンカをする時に出す体色はこんなん。
う~ん。。。どう見たって、これって立派な成魚だよね?
これを僕は今までキツネウオだと思っていたけど、もしかして違うかも。。。???
図鑑なんかで見ると、昨日のやつの方(→屋久島海案内: 矢筈岬東面の調査)が、よっぽどキツネウオそのものに見える。
今、分っている事を整理すると、タンク下で以前から見られているキツネウオとしていたやつらは、山渓の「日本の海水魚」でキツネウオ属の一種2としている子が成長した姿である事は多分間違いない。
でも、よく考えるとこいつらを「キツネウオ」と言い出したのはナゼだっけ?(笑)
う~ん。。。僕は思い切り間違いを犯していたかもしれない。。。
屋久島での生息状況として、
・ キツネウオ(昨日のヤツ)…稀
・ キツネウオ属の一種2(今日の写真が成魚)…メチャクチャ多い優占種
と考えた方が正解かも。。。
ちと、気合を入れて調べねば!
ほんと、どーなんだろね
赤いしっぽのコこないだ見たとき、なんだありゃ?って思ったんだよね
あの色彩のコ、あたしは見たときなかったの
キツネウオはかなり好きなオサカナなのにー
あのさ、元の色彩に戻るのも見たの?
それから、昨日のコと、赤いしっぽのコとは大きさだけが違うの?
もっともっと気にして見てみまーす
> あのさ、元の色彩に戻るのも見たの?
昨日のLOGにも載せたけど、簡単にこの婚姻色は褪めます。
例えば、興奮して他のオスやメスを追いかけている時はこの婚姻色なんだけど、僕が追いかけまわすとスグ褪めちゃう。
だから、この婚姻色を撮るのはなかなか辛いのです。。。
> 昨日のコと、赤いしっぽのコとは大きさだけが違うの?
大きさだけでなく、形も違うし、雰囲気も違う。
って言うか、もう完全に勘違いしてたみたい。。。
(恥ずかし~!!)
タンク下でおけーさんと見たやつは、「キツネウオ属の一種2」の成魚で、屋久島に多い種類です。
キツネウオではありませーん!(笑)
違うかもしんないけど…
よく思い出してみればしっぽが全然違うかもぢゃない?