何か頭が混乱してきた。。。

【ポイント】　一湊タンク下
【水温】　20.3℃
【透明度】　15m
珍しく朝、普通に起きたので、午前中に海へ行った。
午前中と言っても、エントリーはもう11時近かったから、もろに重役出勤だ。（笑）
俺も偉くなったものだ。。。はははは。。。（？）
つーことで、この時間帯は多くのベラ類が産卵時間としてチョイスする時間帯。
もしかして。。。！と多少の期待を抱きながら、イトヒキベラＸの元へ。。。
海はやや時化気味なのが、気持ち悪い。

まぁ、あまり期待もしてなかったけど、やっぱり産卵どころか、婚姻色＆求愛も見れず。
TheイトヒキベラもイトヒキベラＸも徐々に強くなる潮流にのって流れてくるエサをパクパク食ってた。。。（笑）
オスは相変わらず、スグに見つかるが、メスがまたもや見つからない。。。
オスは本当に分りやすい。
ライトなんて照らさなくても暗い水中で、一発で分る。
って言うか、それだけTheイトヒキベラとは明らかに違うから。


今日は大潮で、しかもこの時間帯は潮の上げ始めという事もあって、いつになく潮が速い！
最近、異常にエアーが早いので、かなり心細い。。。
凪ぎの静かな、しかもよく晴れた明るい海なら、幾ら潮が速くてもヤバイ。。。と思ったことはないが、数ヶ月前に別のポイントに時化の時に入って大変な思いをして以来、時化の海はかなりビビる。。。
時化＋潮流の水面移動は、想像しただけで。。。（怖）
今日は早々に浅場に戻ることにした。
帰リ際、Theイトヒキベラの別の群がりがスグ横にあるんだけど、一応寄ってメスの確認をしてみた。
もしかしたら、こっちにイトヒキベラＸのメスが移動しているかも知れないし。。。
見た感じは、それらしき子はまったく見られなかった。
Theイトヒキベラのメス&若魚が沢山いたので、一応数枚撮るが、どんどん速くなる潮流にビビってロクな写真は撮れなかった。（右写真）
「まっ、数日前からTheイトヒキベラのメスばかり何枚も撮ってもしょうがないか。。。」
その程度の気持ちで特に気にもしてなかったのだが。。。


帰ってきて写真を見てびっくり！！
この子は上の子と同一個体。。。
上の写真ではTheイトヒキベラにしか見えないが、このうしろ姿写真は！！
もろ、イトヒキベラＸのメスなんですけど。。。（汗）
ちなみに撮影中はTheイトヒキベラのメスとしか見えなかった。
つーか、もっと正確に言うと、この手のメスは沢山撮っているけど、どれもTheイトヒキベラのメスだと思っていたんですが。。。（大汗）
ど、どうしよう。。。ヤバイ。。。
うぉ～～～～～～～～～～！！！超頭が混乱してきた。。。。
まったく識別できていなかった！！
もうイトヒキベラＸの調査は来年の産卵期までお休みだな。。。と思っていたけど、こりゃ～そういうわけにはいかなくなってしまった。。。！！
つーか、もしかしてTheイトヒキベラのメス＆若魚＆幼魚の調査からやらなきゃならないって事？？？
かなり頭痛いです。。。（笑）


浅場ではニューギニアベラのオスが、こんなヒレをたたんだ流線型の格好でメスに求愛を繰り返していた。
屋久島ではニューギニアベラはどこのポイントでも-18m以浅で、普通に見られる。
タンク下には２匹の親分オスがいて水深を変えて、互いにテリトリーを分かち合っている。
メスはそこら中に見られ、定期的に親分オスの訪問を受けていた。
この親分オスの巡回路はしっかり決まっていて、直径30-40ｍの範囲を楕円を描くように正確にトレースしながら、メスに会うたびに突進＆求愛を繰り返して、ゆっくりグルグル周っている。
どうしても求愛時の滑空を撮りたくて、進路上で待ち伏せしていると、予定通り前から現れる。（笑）
やつも僕がいきなり目の前にいるものだから、かなりビビった様子。。。（爆）
で、やつは急にアクセル全開で、フェイントをかけて僕を抜く！
なんか、ゴール前を守るディフェンダーのような気持ちになってしまった。。。
やつは最高のエースストライカーだぜっ！
つーか、まったく撮れない。。。（笑）

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