【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 21.7℃
【透明度】 15m~
これ以上ないほどのベタ凪ぎ♪
北部のポイントは軒並み、静かな海だった。
正午過ぎ到着のゲストと午後から1本。
もちろん、今日も-22m付近のイトヒキ♪(笑)
あっ、言っとくけど、これはお客様のリクエストだからねっ!
僕が観察したくて行ったわけではないので。。。(爆)
ある方からゴシキイトヒキベラの生態写真を見せて頂いた。
う~ん。。。やっぱり、これはゴシキイトヒキベラではなくて、イトヒキベラ近似種(cf. temminckii)かなぁ~?
毎日日替わりで、僕の頭の中はあーでもない、こーでもないと考えが変化する。
ここ2,3日、僕の頭の中はこの問題で占拠されている。。。
四六時中考えているような。。。(笑)
でも、水中で見る彼らはTheイトヒキベラ(C. temminckii )とは似ても似つかない。。。
むしろ、ゴシキイトヒキベラじゃないんかいっ!(怒)
どーせcf.(~かも知れない)を付けるのなら、ゴシキイトヒキベラ近似種(C. cf. katherinae)だろうが!!などと独り言をブツブツ言ってる毎日。。。(笑)
でも、楽しい♪
この、あーでもない、こーでもない、と言っている時が一番楽しいんだよね!
今ウン、ウンと頷いた方。。。だいたい想像できます。。。(笑)
とりあえず「ゴシキイトヒキベラ(仮)」では長くて書くのが面倒なのでこれを改め、今日からこれを「イトヒキベラX」と呼んでいいっすか?(笑)
何かかっこいいし。。。(爆)
今日はガイドだからさすがにカメラは持たずに潜った。
カメラがないと普段は見逃してしまうような事もじっくり観察できた。
それはイトヒキベラとイトヒキベラXとの側面誇示行動。。。
同所ではTheイトヒキベラも時折、婚姻色となってメスに求愛するのが見られる。
そのギンギンに逝っちゃったイトヒキベラのオスの元にこのイトヒキベラXが近づくと、2匹は共にすべてのヒレを全開にしてそのまま20cmぐらい上昇し、そのままゆっくり回転しながら側面誇示行動を見せる。
これはかなり面白い!!
出会う度にそれを繰り返す。。。
そんなんだったら、ずっと離れてればいいじゃん!と思うのだけど、いつも近くにいてぶつかる度に側面誇示行動。。。
あまりに面白いので、人為的に2匹を寄せる。。。(笑)
で、また側面誇示行動。。。
わ~い♪何か面白い!!
あまりに僕がしつこいので、とうとうイトヒキベラXの方が嫌になって逃げようとする。
でも、逃がさないもんね~♪
で、また側面誇示行動。。。(笑)
これを見ているうちに気づいた。。。
あっ!そっか。。。この2匹一緒の写真を撮れば、イトヒキベラとイトヒキベラxがまったく似ていないという、かなり有効な証拠写真になるじゃん!
(ちなみに側面誇示行動自体は同種同士でも見られます。。。)
週明けに撮りに来よっと!
結局、またまたここだけであっという間に60分が経過。。。
あっ、言っとくけど、これもお客さまのリクエストなので。。。(笑)
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