比較する。

【ポイント】　一湊タンク下
【水温】　22.0℃
【透明度】　20m～
朝は10時近くに起きてメールなんかをチェックしていたら、予定の午前中ダイビングなんて出来やしない！（笑）
結局、昨日同様11:00ごろにポイント到着。
今日の目的はゴシキイトヒキベラ（仮）の婚姻色撮影＆産卵チェックなのに、昨日同様の時間に入ってもあまり意味がない。。。（その時間はやってない事は確認済み）
じゃー思い切って遅らすか。。。！と、ポイントに着いてからしばらくウダウダ。。。

結論から言うと、今日も産卵は確認できなかった。（ちなみに婚姻色＆求愛も今日はなし。。。）
僕らダイバーのような素人観察者がその魚の種類を調べたり、２つの種類の魚を見分けたりするための唯一の手段は、その繁殖行動を確認する事。
ちなみに、写真ではちょっと厳しい！と僕は思っている。
決め手に欠ける。。。
ムダにはならないけど、その魚の環境や状況、そして撮り方によって同じ魚が違って写っちゃうからなぁ～
しかも、最近はデジカメが勝手に生成するJPGだもん。。。
本当の色かどうかも怪しい！
写真同定は非常に危ない。。。
と言いながら、今日はひたすら写真を並べまーす！（笑）
だって、な～んも決め手になる行動は見られなかったんだもん！！（爆）
ただ、ひたすら-22m地点に鎮座して、パシパシ撮って終わっちゃった。。。
左がゴシキイトヒキベラ(仮)、右がTheイトヒキベラだよ！
オス同士とか、同じ成長過程同士とか、同じような色彩同士を並べてみました♪
似てるでしょ？
ただ、それだけが言いたくて。。。（笑）
いつもよりもサムネイルの大きさが小さいですが、クリックすると大きくなりますよん。
さっき、画像閲覧ソフトのサムネイルだけを見つつ、今日撮った画像をゴシキイトヒキベラ（仮）とTheイトヒキベラとでファイル分けしてたら、どっちがどっちなんだか訳が判らなくなってしまった！
あまりにも似ているので。。。（笑）
画像が小さければ小さい程、よく似てると思いません？


これは共に通常時のオス。
さすがにオスは水中でも注意して見ればまったく違うので、見分けは容易。
これは誰でも分かります！ご心配なく。。。
しかも、この場所は両方の種類が一緒に見られるので、余計に判りやすい！

これはちょっと成長過程は違うんだけど（Theイトヒキベラは若魚、ゴシキイトヒキベラ(仮)は立派な成魚でメス）、体側の２本のラインは両方にあるよ！
ただ、それが言いたいだけ。。。（笑）

これはメス同士。
だいたい同じくらいの成長ステージじゃないだろうか？
う～ん。。。こうして見ると、とってもよく似てるよね。。。
でも、水中で見ると割と簡単に見分けられるよ。
やっぱゴシキイトヒキベラ(仮)の方が鱗が荒いし、背中の赤い部分にも沢山、点々があるんだ。。。
つーか、色合いがまったく違うし。

これは同じ成長過程だと思われるものを並べてみました。
両方とも若魚。。。だと思うけど。。。
ゴシキイトヒキベラ(仮)は未成熟であればあるほど、体側のラインは見られないのかな？
←これもそうだよね。。。
背中は真っ赤で、ラインは真ん中に１本しか見えない。
上のラインは追い立てて発狂させても出てこなかった。（笑）
完全な成魚メスの場合は、徐々に浮き出たりするんだけどなぁ～

これも成長過程はまったく違うけど(Theイトヒキベラはオス、ゴシキイトヒキベラ(仮)はメス)、よく似てるでしょ～！！
同じようなカットがあったので並べてみますた！
でも違うんだなぁ。。。別種です。。。
やっぱ、ゴシキイトヒキベラ(仮)の方が鱗が荒いよね。。。
Theイトヒキベラはツルンとしてるもん。
えっ？そう感じないって？（笑）

まぁ、とにかく水中で見た方が判りやすいです！
写真だと同じに見えちゃう方も実際にフィールドに出て見てもらえば、納得する事でしょう。。。
う～ん。。。やっぱこれってゴシキイトヒキベラなのかな～？と実は思い始めている。。。
Cirrhilabrus cf. temminckii – 1と巷で言っている子も、そのほとんどはゴシキイトヒキベラじゃないかなぁ。。。
ゴシキイトヒキベラって魚を僕はよく知らないけど、調べてみるとこいつのタイプ標本（その種に名前をつける時に元となった標本）って三宅島産（要は日本産）なんだよね。。。（汗）
サイパンにはゴシキイトヒキベラが多いと聞いていたので、そこの子がタイプ標本なのかと思ってた。。。
だとしたら、日本の子は別種の可能性も大あり！！と思ったんだけど。（笑）
甘かったかなぁ～！
取りあえず、今日こそ午前中に潜ってやる！！（笑）

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