南部へ

【ポイント】 平内/尾の間
【水温】 23.2℃
【透明度】 10m
一便のゲストを迎えてからのダイビング。
ただでさえ遅いスタートなのだが、北部は軒並み時化模様のため、急遽南部に向かう事に。
でも。。。
どうも今日は全島で時化のようだった。
栗生は大荒れ、真南の各ポイントも決して凪ぎとは言えない、嫌~な海。。。
でも、南部は暖かいなぁ~♪
陸上にいる分にはポカポカ陽気だった。


【平内】
ここは小さな天然の漁港からエントリーするポイント。
基本的には前半はな~んもいない寒い海だが、沖まで出ると潮通しが良くなり、深度も取れて楽しいポイントとなる。
スミレナガハナダイが乱舞し、コガネスズメダイやキホシスズメダイといった潮流を好む魚が見られだす。
5年前から続けていたシーズンオフの調査で、初めてピンクフラッシャーやツキノワイトヒキベラを見つけたのもこのポイントだった。
沖のウミウチワにはピグミーシーホースが着いていたりクダゴンベがいた事もあったが、今日はまったく探しきれなかった。。。
普段あまり入らないポイントの沖って、何か怖い。。。(笑)
可愛いヒオドシベラのチビちゃんを撮ってもらい、早々に引き上げる。
さっき「基本的には前半はな~んもいない」と言ったが、エントリー口近辺だけはなかなか面白い!
写真はセダカギンポの大きな大きな成魚。。。体長は10~15cmはあるんですけど。。。
か、可愛いくな~い。。。(汗)バケモノだぁ~!!!(笑)
最初はカンモンハタかと思ったぜっ。。。(爆)
セダカギンポって幼魚はあんなに可愛いのに、成魚ってこんなんだったのね。
そんな大きな成魚が2-3匹見られたのだが、多分、今が繁殖期なのかもしれない。
しかし、成魚って転石の隙間とかにいるんだ。。。知らなかった。
更に、港の中に入ると、そこはTheヘビギンポ・ワールド!
屋久島ではTheヘビギンポは今のところ、ここ平内港内でしか見たことがない。
来春になったら、婚姻色&産卵を撮りに来ようと思っていたけど、何か今でもやってるみたい。。。
色褪せた黒っぽいオスが多い。
更に、どこかにいないかなぁ~?と探していたイソスズメダイが1匹、オヤビッチャに混じっていた!
わ~い♪撮りに来なければ!!
シチセンスズメダイとのツーショットがオツだね♪
【尾の間】
実は独立前の5年間の事前調査では、宿を南に取っていた事もあり、ほとんど南部を中心に潜っていた。
この尾の間もかなり潜ったはずなのだが、あまり印象に残っていない。。。
”印象にない=面白くなかった”と勝手に思い込んでいて、今年初めてのエントリーとなった。
ところが、なかなか面白かった~♪
とは言っても、エントリー口からスグのところで100分を過ごしただけなんだけど。(笑)
最大水深は-4m。
入ってスグに思ったのはイチモンスズメダイが多いって事。
要はエントリー口近辺に関して言えば、元浦と似たような環境なのだった。
ここならスジブチスズメダイも期待できるかもしれない。。。!
取り合えず今日は無視!無視!ゲストがいるしね。。。(笑)
そんな元浦ライクな環境なだけに、ルリスズメダイやマジマクロイシモチ(?)がグッチャリ着いたガンガゼも多い。
ニラミギンポやヒトスジギンポなどのイソギンポ類も楽しめる。
エントリーしてスグのところに大きなフリソデエビのペアがいた。
他店のスタッフたちがよく話題にしていた尾の間のフリソデってこいつらの事かな。。。???
しかし、でかいなぁ。。。これってザリガニか??(笑)
フリソデエビの多い古巣の八丈でも巨大なペアが多く見られたが、ここの子はその比じゃないっす!
これまたバケモノだな。。。こいつら。。。(汗)
かなり老成しているので、色合いもあまり綺麗じゃないのが残念。
でも、ゲストのひとりはフリソデエビは初めてとの事。
こんな大きなフリソデを初めに見ちゃうと、今後転石下のチビを見ても、「なに?このムシは?」となっちゃうんだろうなぁ~(爆笑)


ゲストからこのログに使用するために今日撮った写真を物色させてもらっていたら、こんな可愛い子が写ってた!!
わ~い♪ゴマフキンチャクフグの赤ちゃんだよね?!
か、可愛いっす。。。ロリロリ。。。
ねぇねぇ、こいつってどこにいたの????
撮りたいよぉ~!!!(笑)


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