ミヤコキセンスズメダイ その2

【ポイント】 お宮前
【水温】 24.9℃
【透明度】 30m~
朝から雨が降ったり、止んだり。。。
とうとう天気は崩れ始めた。
でも風は南寄りとなり、海の方のベタ凪ぎ状態。。。これは変わらない。
今日も透明度は最高!
かなり遠くまで見渡せる。
こんな時はワイドレンズで!と思うのだけど、ただ今興味の対象が普通種の識別なのだからしょうがない。。。(笑)
透明度がバカみたいに良い海を背にして、シコシコとエントリー口でミヤコキセンスズメダイ(yg)と格闘するのであった。




左・ミヤコキセンスズメダイ(yg) / 右・イチモンスズメダイ(yg)
普段からお宮前は静かな海なのだけど、さすがに浅い岩場のエントリー口は多少波立つ。
ここにミヤコキセンスズメダイのチビちゃん(多分。。。(笑))が。。。(左写真)
成魚もちらほら。。。
一昨日、ミヤコキセンスズメダイ天国の志戸子の浅場では、まったく幼魚らしい幼魚を見ることはなかった。
「こりゃ来年まで待つか。。。」と多少、諦めていたが、思いがけないところで彼女に出会った!
本当はデルタスズメダイ(yg)とハナゴンベ(yg)を撮るために-30mに降りる予定だったのだが、急遽予定変更。
夏場はあらゆるところで見かけたのだが、この時期はもう幼魚は少ない。
普通種だと思って、侮ってはいけない。
見つけた時がチャンス!
じっくり観察することに。。。
右写真は10/22に元浦で撮ったほぼ同サイズのイチモンスズメダイ(yg)だと思われる子。
このサイズを見比べると、違いはやっぱり背ビレの眼状斑と頭から伸びるブルーのラインとの関係。
感覚としては

ミヤコキセンスズメダイは、この背ビレの眼状斑を頭から伸びる”太い”ブルーのラインが囲っているって感じ。一体感がある。
イチモンスズメダイは、眼状斑のブルーの縁取りと頭から伸びる”細い”ブルーのラインが別々に存在していて、それがくっつく感じ。

でも分かり難いのが、もう少し成長した段階の子。。。


上の写真は両方とも、生息環境や周りの状況、成魚との関係などを見てもイチモンスズメダイだと思っているのだけど(左・10/31-栗生、右・11/2-元浦)、思い切り眼状斑のブルーの縁取りと頭から伸びるブルーのラインがくっついている。
でも、眼状斑にくっつく直前にちょっと細くなっているでしょ?
ミヤコキセンスズメダイだとそのままの太さで眼状斑の縁取りと連結しているような気がするんだけど。。。
もっともっとミヤコキセンスズメダイの幼魚を見なきゃダメかなぁ。。。
まぁ、それ以前に基本的にミヤコキセンスズメダイはイチモンスズメダイとは環境が違うなぁ~
って言うか、まったく違うと言ってもいいかも。。。
今日も多少波に体を煽られながらの撮影だった。
疲れたっす。。。


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