超レアモノですが何か？（笑）

【ポイント】　お宮前/吉田
【水温】　25.1℃
【透明度】　20m～
最高のダイビング日和も３日目。
今日はゲストが15:55発のトッピーで帰るので、２本連続で潜った。
8:30のお迎えから7時間以上もあるから楽勝♪と思っていたけど、結局１本の潜水時間が長いから、またまたギリギリになってしまうのであった。。。（汗）
２本目は久し振りに吉田で潜った。
１１月後半の連休に来られるゲストのリクエストであるウスバノドグロベラの今の状況を調べてみる事に。。。

ウスバノドグロベラは三宅島や台湾、沖縄など一部の海域でのみ記録がある、いわゆるレアモノってやつ。
でも、メチャクチャ地味なベラなので、興味を持つダイバーも少ないかもしれない。
沢山生息しているにも関わらず、棲みかが暗～い穴の中やガレの下だったりするせいで、なかなか見る機会がないホムラハゼなんかよりも、ずっと珍しい魚なんだけどね。。。（笑）
そのウスバノドグロベラのハーレムを４月に「吉田」というポイントで見つけた。
その後、秋口にはその場所（-10m付近）ではまったく見かけなくなってしまった。
今日はやや深所に移動したのでは？という予想から、-16m付近を探索してみた。
予想はドンピシャ！
以前に比べて、数も増え、規模の大きくなったハーレムを再び見つけたっ！
しかも、オスは１匹から２匹に増えてる！！
メスというよりは若魚クラスの小さな子もいっぱい！！
更に今日は産卵まで見ちゃったもんね～♪
モイヤー先生は「モイヤー先生の水中メガネ」の中でウスバノドグロベラの求愛を

産卵にはその大部分が海藻の下で行われる比較的ひそやかなオスの求愛行動が伴います。

と言っているが、そんなことはないっ！
思い切り、メスに突進してメスに近づくと急激な上昇を繰り返して求愛する。
とっても分かりやすいっす！（笑）
それに呼応したメスと一緒に素早く上昇して放卵放精！
時間は13時ちょっと過ぎ。
わ～い！意外に見応えもあるよ～♪
エントリー前、ゲストに「もういないかも。。。」と弱気なことを漏らしていたのだが、産卵まで見ることができて僕も大満足。
ふぅ～良かった。。。
11月後半に来島するゲストたちのリクエストだったんだよね。。。（笑）
このあと、スジベラの産卵も見られて、海は非常に活気があった。
今日の「吉田」はとっても気持ちよかった♪
ツバメウオが舞い、キンギョハナダイやハナゴイの群れが大きく広がる。。。
太陽の光も差し込み、透明度も最高！！


関係ないけど、ゲストが撮った今日のお宮前の状態。
ウネウネの時にここに入った皆様、これが普段のお宮前ですよ。。。（笑）
ねっ？池のようにベタ凪ぎでしょ？
浅場はキラキラでしたよぉ～♪

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