う~怖かった。。。(汗)

【ポイント】 クレーン下
【水温】 25.7℃
【透明度】 20m→0m
風向きが東の強風から北の強風(一湊湾内はもろ風表)に変わる事は承知していたのだが、最近海をナメまくっていた僕は平気で凪ぎの「クレーン下」(一湊湾内の内側のポイント)にエントリーした。
今日は本当は元浦でスジブチスズメダイ&イチモンスズメダイの生息状況を調べるつもりだった。
これらのスズメダイはメチャクチャ浅い水域に棲むので(-2m以浅)、満潮近い午後の遅い時間を狙って海へ。。。
折からの東~北東の強風で元浦は大時化。
同様の環境を考えた結果、めったに入らない「クレーン下」へ。
ここはメチャクチャ浅いポイントで主に体験ダイビングなどに使用される。
風は少しづつ北に周り始めていたのは知っていたが、まだ十分凪ぎていたので躊躇することなくエントリー。。。


2時間のダイビングのあと、気づくと残圧は残りわずか。。。
浅いので(-6m)まったく気にしていなかった。
「ヤバイ、ヤバイ。。。」と帰路に向かうが、普段あまり入らない場所なのでここはどこ?状態。。。
一応帰る方向を確認しようと浮上し、エクジット口方向を見ると。。。
「ゲッ!めちゃくちゃ時化てる。。。!!」
徐々にウネってきていた事は感じていたが、ゲストを連れてなかった事と浅いという事で安心しきっていた!
急いで泳ぎ始めたが、さっきまで20mはあった透明度が、一気に落ちてまったく見えなくなってしまった!!
しょうがないから大ウネリの中、浮上しての水面移動と水中移動を繰り返しているうちに、あまりに大きなウネリ&視界0の中、前に進むのも困難になってきた。。。(汗)
エアーも渋くなってきてるし。。。
プチパニック気味の自分に気づき、手っ取り早くエクジットできそうな岩場から上がることにした。
もちろん、大波が一定の間隔で襲ってくる。
最悪、カメラを捨てて。。。などと考えながら、登っては振り落とされ、登っては振り落とされを繰り返しながら、やっとの思いで焦りつつエクジット。。。
必死だから気づかなかったけど体中がアザだらけ。。。痛い。。。(涙)
ハウジングもかなり岩に打ちつけたようだが、カメラは何とか無事だった。
ストロボの拡散板だけが割れて無くなっていた。。。
上ってから落ちついて海を見ると、ものスゴい大時化!!
ゲストを連れている時じゃなくて、本当に良かった。。。(焦)
最近、エアぎりぎりでエクジットしたり、一人で潜る時はずいぶん無理をしたりして、かなり海をナメていたから、いい教訓になった。
反省。。。
こういう事は営業上、書かない方がいいのかも知れないけど(笑)、戒めの意味を込めて記しておく事にした。



で、何をまたエアぎりぎりまで見ていたかと言うと、スミツキベラの産卵。。。
イチモンスズメダイもスジブチスズメダイも見当たらないまま90分が経過し、ケサガケベラやスミツキベラを撮っていたら、オスが婚姻色になってメスに求愛を始めた。
オスの婚姻色といっても特別綺麗なわけではなく、左写真のように顔の周りが白っぽくなる。
水中で見ると、何か別の魚みたい。
スミツキベラは通常時、オスとメスの見分けはかなり難しいが、興奮した産卵前のオスなら簡単に見分けられる。
右はメス。
スミツキベラと言うと、この写真のように幼魚が有名かもしれない。
これが成長して、あんな色彩の成魚になるなんてちょっと想像できない?(笑)
屋久島では幼魚も成魚もかなり多く見られる普通種だ。
産卵も見やすく、求愛→かなり高く上る放精放卵とそれなりに見応えもあるのでお勧め。
で、肝心の産卵はまったく撮れず。。。
産卵中は割と近くまで寄れるのだが、タイミングがまったく掴めず。(写真は上昇中の2人♪)
このオスは何と3つのランデブーサイトを掛け持ちしていて、メスが集まる各所を順番に周って1匹のメスと放精放卵をしては、次に移るということを繰り返す。
で、この3ヶ所をグルグルまわってた。
多分、本当は1つのランデブーサイトで待機しているすべてのメスと放精放卵したあと、次のランデブーサイトに移るのかもしれないが、僕がカメラを構えて追いかけるものだから、しょうがなく違うランデブーサイトに行っちゃうのかもしれないけど。。。(笑)
時間は前回と同様、日没の1時間前。
日中に産卵する種類の多いベラの中で珍しく、夕方やるみたい。
隣ではケサガケベラも怪しかった。
今度はもっと落ち着いて産卵を撮りたいなぁ~
もちろん、ベタ凪ぎの日に。。。(笑)


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