【ポイント】 一湊タンク下/ナナセ
【水温】 27.0℃
【透明度】 15m~
また台風が発生しやがった。。。
え~い!あっち行け!しっしっ。。。
今日は午前中は体験ダイビング。
でも、まったく普通のフィッシュウォッチングだった。。。(笑)
ソメワケベラの産卵をグッドタイミングで見たり、ホンソメワケベラのクリーニングをじっくり観察したり。
気が付いたら60分経過。。。
午後からは久々にゲストなしだったので、もちろん調査中のポイント「ナナセ」へ!
早く全貌を把握して、使えるポイントにせねば!!
今日はいくつかある見所のうち、「スジハナダイの谷」と勝手に呼んでいるところを目指す。
毎回、毎回そうなんだけど、かなりの距離を泳いで(注:ここは完全なボートポイントです!)そこから沖を目指すのはかなり辛い。。。(この時点ですでにエアーは150切ってる!)
しかも、まったく地形を把握していないので、いつもドキドキしながら沖に出る。
しかも、今日は潮が速いっ!!
正直言って、かなり怖かった。。。
ここ「スジハナダイの谷」の光景はかなり異様だ。
水深25M付近の根の中腹で、無数のスミレナガハナダイのオスが怪しい婚姻色で激しくメスを誘う。
その中に何とスジハナダイが数匹混じる。。。!!
スミレナガハナダイとスジハナダイの競演♪
スジハナダイって温帯寄りのハナダイぢゃないの???
まぁ、屋久島では温帯種と亜熱帯種の競演はたいして珍しいことではないのだけど。。。
屋久島では今のところ、ここ「ナナセ」でしか見たことはない。
ちゃんとオスがいて、今回は撮れなかったけど婚姻色となって求愛もしてる。
この「スジハナダイの谷」に限らず、潮通しのよい根の中腹付近ではコガネスズメが多く見られる。
コガネスズメと呼ばれている魚はどうやら2-3種に分かれるらしいのだが、ここナナセとお隣「横瀬」というポイントにかけて、おかしな群がりを見ることが出来る。
あるコガネスズメの群れを見ると上層にはいわゆる”コガネスズメ”(以下Theコガネスズメ)の成魚がいっぱいに広がっているのだが、その下(群れの下層)をみると写真のようなコガネスズメsp.の幼魚が沢山群がっている。
Theコガネスズメの幼魚はいないのかと言うと、そういうわけではなく、そのコガネスズメsp.の幼魚の群がりに数匹混じっていたりする。。。(右写真)
いずれにしても下層はコガネスズメsp.がダントツに多い。
上層はTheコガネスズメの成魚の群がりなのに。。。
正直言って、まだ落ち着いてこのコガネの群れを見ることができないので(メチャ怖い。。。ここ。。)、しっかり調査できていないのだが、これは新たな課題。
まずは地形を覚えなきゃ!地形を!!怖すぎるぞっ。。。ここ!!
ピグミーの着くウミウチワが潮流で横倒しになってるし。(汗)
面白いけど♪(笑)
次はいつ行けるかな?
ここまで泳ぐのが辛いんだよなぁ。。。
前にパプアニューギニアでスジハナダイを見たことがありますので、温帯種とは言い切れないのでは?
証拠写真もありますけど・・・。
いや、温帯種とは言い切ってないですよ。
「温帯寄り」では?と言うことです。
その写真をBBSに貼ってくれませんか?
スジハナダイに似たsp.もいて、そいつはかなり南の方でも見られています。
「スジチガイ」と呼んでいるようですが。。。(笑)
屋久島にもいそうなんだけどなぁ。。。
確かに言い切ってないですね。失礼。
パプアのスジハナは掲示板に貼っておきます。
いや~知らなかった。。。!
ちなみにパプアでは数も多いのですか?
水深は覚えてます?