さっそく海へ

【ポイント】 魚見(うおみ)
【水温】 27.5℃
【透明度】 ~10m
台風一過後、初のゲストが来島。
「どうせ今日も入れないだろう。。。」と、
たいした期待も持たずに海を見に行くと。。。
入れるじゃん!
しかも矢筈岬の東側(元浦側)はベタ凪ぎ。
代わりに台風直前まで入れた一湊湾内はまだまだスゴいウネリが残り、台風後の西風の風おもてとなり、水面もかなり汚くバシャバシャしてる。


それでも、「元浦」ではなぁ。。。(笑)
ある同業者がこの元浦の沖にある「魚見(うおみ)」というポイントによく入っているのを思い出した。
ものは試しに。。。どうせ元浦しか入れないのだったら。。。
そんな気持ちで、またまたゲストを巻き込んで調査ダイビングをすることにした。
結論から言うと。。。意外に面白いじゃん!(笑)
普段、この「魚見」のエントリー場所は釣り人で賑わっており、ちょっと入りづらい。
でも、今日は一人も釣り人がいない。
あれっ???と思いながら行ってみると。。。
こういう訳でした。。。(笑)
道は崖崩れで寸断。。。
しょうがないから、ここでセッティングしてエントリー口まで歩く。


陸上から見る水中はかなり透明度が良さそうに見えたのだが、入ってみると全然良くなかった!!
白濁りしてる。
浅い水域は台風の影響で、岩壁や大きな石などの表面は見事に削られ、真っ白。
一見、生物の気配すらなく感じたが、-10mあたりからはそんな事もなくなり魚も増えてくる。
-15m付近から面白くなってきた。
ものスゴイ数のチョウチョウウオが玉になって、スズメダイたちの卵をブルドーザーのように食べ尽くす。
同数くらいはいると思われるニセカンランハギたちがこれに参戦する。
あれっ???
これってどこかで見た光景。。。
あっ、ユウゼン玉にニザダイたちの参戦。。。八丈でよく見ていた光景。(笑)
2ヶ所で黒いハナヒゲウツボを見かける。
そのうち1ヵ所はペアで2匹とも真っ黒!
と、撮りたい。。。
他にはスミレナガハナダイの群れ、ヨスジフエダイ&ロクセンフエダイ&キンセンフエダイの大きな群がり(これって屋久島に多い光景?)、コクハンアラ(yg)、ルリヤッコ成魚のペア、ホタテツノハゼ、ベニヒレイトヒキベラのハーレム、クラカケベラのハーレム、キツネウオ属の一種1、ヘコアユの群がりなど。。。
初めてのポイントで、しかも透明度が悪くのんびり見ることが出来なかったのだが、気になる環境も見つけた。
砂と細かいサンゴ礫の斜面。
-40mくらいまでは軽く落ちていそうだ。。。
これって何かいそうな気配。
後日、調査するっ!
エクジット直前にクロマスク属の一種(仮称:ヨゴレヘビギンポ)がメス数匹を従えて産卵してた。。。
真夏はあまり彼らの産卵は見なかったのだが、ここに来てまた復活???
しかも夕方かよ。。。
とっさに水温が気になった。
27.5℃
あっ、下がってる。。。
台風を経て、水温が1℃以上下がった。


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