浅場ポイントの調査

【ポイント】 クレーン下(???)
【水温】 28.5℃
【透明度】 15m
いよいよ、北部の各ポイントも時化始めた。
台風のウネリというよりは、台風に吹き込む北東の風が強いため。
かなりの強風が吹いているのだが、空は時より晴れ間がのぞくような天気。
時化に強い「タンク下」も時化気味で、入れない事もないのだが透明度も悪そうなので回避。
一湊の湾内を見渡すと、対岸の「お宮前」より内側が入れそうなので行ってみる。


「お宮前」より内側、矢筈半島の付根には海水浴場があって、その脇からエントリーする「クレーン下」というポイントがある。
ここは講習や体験ダイビングなどをよく行っているポイントなのだが、僕自身は過去に1回しか入ったことがない。
しかもその時は本来のクレーン下はただ通過しただけで、延々と1時間かけて「お宮前」まで泳いだだけだった。(調査目的だったため)
その時に途中で浅くてなかなか面白い場所を見つけたのだが、そこに行ってみる事にした。
そこは岸から徐々に深くなり、ボトムは-16mくらいで砂地となる。
アオスジテンジクダイが見られたり、ハナゴイ、キンギョハナダイ、クロヘリイトヒキベラが乱舞する風景やサンゴ周りに集まるアサドスズメ、ルリメイシガキスズメ、ヒレグロスズメ、マルスズメなどを見ていると、明らかに手前の「クレーン下」とは様相が違う。
何か飛びぬけた面白さがあるわけではないが、浅い上にそれなりに魚も多いので、のんびりするのには良いかもしれない。。。
ボトムの-16m近辺でムナテンベラダマシの幼魚を見つけた。
沖縄などで見られる魚はたいてい見られる屋久島だが、ムナテンベラダマシは珍しい。
少し前まで「一湊タンク下」で成魚が1匹見られたが、今はまったく見られなくなった。
幼魚は初めて。
なかなか綺麗なベラだなぁ。。。


6月初旬に極小幼魚が目立ち始めたヒレナガスズメだが(→屋久島海案内: 今日からLOGを書くなり。)、最近は成魚の色(黒)に変わりつつある子がものすごく目立ってきた。
こんな感じで黒くなっていくんだね。。。!


ところでこの場所ってどの辺りなんだろうか。。。?
という事でちょっと浮上してみた。
げっ!ほとんどお宮の前じゃん!!
これじゃあ、お宮の前からエントリーした方が早いって!(笑)


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