【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.2
【水温】 20℃ / 19℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 10:01-10:54 / 14:45-15:45
【潮まわり】 05:23 56cm 干潮 / 11:46 180cm 満潮 / 18:22 71cm 干潮 / 小潮(月齢:20.8)
【日の出・日の入】 日出07:14 日没17:42
今年もホームの一湊タンク下の-8m地点と-25m地点に設置してある水温計(ロガー)を回収しなければならない時期に。
いつもなら、回収したら再設置は次の日に行くのだが、全国的に明日から大きく時化そうな予報。。。
ということで、今日は午前中に回収、午後からは再設置、合計で2本潜った。
今シーズンオフは昨年からの高水温が続いていて、しばらくは温かかったけど、いつのまにか例年並みの低水温になってしまっていた。
ドライでも後半はやや寒く感じる。
ロガーは昨年の設置場所で無事に見つかったけど、-8mのロガーを設置した場所がなんか危うい感じになってきた。
岩の下に大きく開いた横穴の奥に設置していたのだが、その横穴が去年よりなんだか小さくなっていて入口が塞がりそうで怖い。。。
さて、昨年は2013年以来の世界的なサンゴの大白化が起こり、屋久島でもかなり白化が進み、多くのサンゴが死滅した。
その原因の1つは高水温だと言われているが、確かに昨年は明らかに水温が高く、その高水温が長く続いた年だった。
しかし、それはあくまでも僕の感覚によるもの。。。
早く客観的なデータからそれを確認したいと思っていたのだが、やっぱり昨年の水温は異常だった。。。(-_-;)
毎年、海に潜っていて僕が「生温いなぁ~」とか「暑いなぁ~」と感じ28℃以上の水温になるのは7月の下旬から9月下旬くらいまで。
その間は最高でも29℃くらいまで上がり、日によって、時間によって、28-29℃くらいの間で水温変動があるのが、いつもの屋久島の夏季の海だ。
しかし、昨年は28℃など余裕で超え、連日30℃近い、もしくは30℃を超える水温の日が1カ月以上続いたのだ。
28℃以上の高水温期間に入ったのも例年に比べて1カ月弱早かったみたい。
こうしてグラフにすると一目でその異常性が確認できた。。。
現在、鹿児島大学の本村さんと2012年に発行した屋久島魚類リストの追加種リストを作成中で、その後得られた標本や僕が撮った写真などから、まだリストに載っていない種類を洗い出し、まとめているところ。
普通種を中心にいくつかの種類は僕のHDDから探すより、今から海に行って撮ってきた方が早いっ!なんて種類も多い。(笑)
今日も屋久島では普通に見られるヒレボシミノカサゴをついでに撮ってきた。。。(^^;)
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