なに。。。この濁りっぷりは。。。(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.4℃
【透明度】 5m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:45-16:38
【潮まわり】 04:52 83cm 干潮 / 10:33 180cm 満潮 / 17:31 35cm 干潮 / 小潮(月齢:5.7)
【日の出・日の入】 日出06:14 日没18:32

今日はエントリーして急に透明度がガタ落ちしていて驚いた。。。(・・;)
汚い浮遊物(注:浮遊生物ではない)がいっぱい浮きまくっていて、透明度は10mを完全に切ってる。。。
水の色ももう少しで「緑」と言ってもいいくらい。

屋久島は急に変な潮が入り込み、激変することも多いのだけど、さすがに前日まではそこそこ抜けていたので驚かされる。

今日は最初に定点観察中の胞子嚢付きのアヤニシキをチェック。
前回の成熟気味の胞子嚢はすでに胞子を放出した後なのか、消えていた。
他の胞子嚢はまだまだ未成熟状態だった。

繁殖期に入ったばかりの頃はくわえている卵も少量
繁殖期に入ったばかりの頃はくわえている卵も少量
テンジクダイ類の中でも最も早く繁殖期を迎えるアオスジテンジクダイが繁殖期に入ったようだ。
みんな雌雄のペアを組み始め、ほとんどのオスが口に少量の卵をくわえ始めていた。

ただ、毎年のことなんだけど、この繁殖期始めの頃は口内保育中の卵はメチャクチャ少量なので、写真に撮るのはなかなか難しい。
卵が少ないため、たいていは口を閉じていて、卵を見せてはくれない。
定期的にくわえ直す時を狙って何とか撮れたけど。。。

メスの産む卵の量は水温に左右されるのか(つまり低水温では卵も少なめ)、それとも一番最初の1回めは高水温の海域でもこんな感じで少ないものなのだろうか。。。

今にも産卵しそうなアオスジテンジクダイのペア
今にも産卵しそうなアオスジテンジクダイのペア
まだオスが卵をくわえていないペアのうち、今にも産卵しそうなペアがいたので、後半はずっとこれに張り付いた。
でも、やっぱりなかなかやらないのがテンジクダイ類の産卵だ。
そのうちに寒くなってきて、耐えられなくなってきた。。。^^;

コブシメの卵
コブシメの卵
コブシメもとっくに繁殖期に入っていて、こんな感じで卵は大量に見られるのだが、今年はまだ産卵を見れずにいる。
というか、そもそもコブシメ自体をあまり見かけない。
いったい、この卵、いつ産んでるんだろ。。。?

部分白化が多く見られるウスサザナミサンゴ
部分白化が多く見られるウスサザナミサンゴ
一湊タンク下には、このコブシメが産卵するウスサザナミサンゴの大群落があるのだが、ここ最近、こんな感じで部分的に白化した状態が点在していて、遠くから見るとなんかペンキで塗ったかのように見え、目立っている。。。
病気かな?

部分的な白化なので、全体を見ると斑状になっていて、まさに病的な感じ。。。
これ、白化部分が大きくなって、サンゴ群体全体がやられたりしないのだろうか?
うーん。。。ちょっと心配だなぁ。。。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください